中国国家統計局が発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月より0.8ポイント悪化し、49.0だった。景況感の改善・悪化の判断の目安となる50を7カ月連続下回った。
中国政府が発表したレアアースのの輸出規制強化や、トランプ大統領が表明した対中追加関税の引き上げなど米中の貿易問題を巡る緊張の高まりが、企業の生産意欲を減退させた。また、不動産不況の長期化による内需低迷も景況を下押ししている。
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26年産主食用コメ生産5%減見通し 増産から軌道修正か
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精神疾患労災 過去最多の1,055件、25年版「過労死白書」
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24年度小中学生 不登校過去最多の35万人, いじめも最多の76万件
文部科学省の24年度の問題行動・不登校調査によると、不登校の小中学生が過去最多の35万3,970人に上った。12年連続の増加で、5年前から倍近くに増えた。また、小中高校などで認知されたいじめの件数は76万9,022件に達した。4年連続増加し、生命や心身への被害などを含む「重大事態」は1,405件で、いずれも過去最多となった。
不登校の児童生徒の内訳は、小学生が前年度比5.6%増の13万7,704人、中学生が同0.1%増の21万6,266人で、小中学生全体の3.9%を占めた。不登校の子どものうち、欠席日数が90日以上の子は19万1,958人で、過去最多だった。
いじめの内容は、「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句」が45万177件で、「軽くぶつかる、遊ぶふりをしてたたく・ける」の17万2,258件が続いた。また、パソコンやスマートフォンを使った「ネットいじめ」は過去最多の2万7,365件だった。