泊原発再稼働 地元同意 北海道知事表明 2025-12-12アジア-産業, アジア-社会, つなぐfujishima 北海道の鈴木直道知事は12月10日、道議会で北海道電力泊(とまり)原子力発電所3号機(所在地:北海道泊村)について、再稼働に同意することを正式に表明した。北電は2027年早期の再稼働を目指しており、事実上の要件となっている立地・周辺4町村を含めた「地元同意」が出揃った。
パラマウント ワーナー買収に名乗り 2025-12-12アジア-産業, つなぐfujishima 米メディア大手パラマウントスカイダンスは12月8日、同業のワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)に対し、株式公開買い付け(TOB)を開始した。買収合意を発表したネットフリックスを上回る金額で対抗する。米証券取引委員会に提出した資料によると、全株取得に要する費用は779億ドル(約12.1兆円)。ネットフリックスの720億ドルを上回る。WBD買収を巡り、両社の争奪戦となる。
大阪ガス 26年度から大阪湾でLNG供給事業 2025-12-11アジア-産業, つなぐfujishima 大阪ガス(本社:大阪市中央区)の藤原正隆社長は、2026年度から大阪湾で船舶に液化天然ガス(LNG)を供給する事業を開始することを明らかにした。年間7万トンの供給を目指す。洋上で船舶にLNGを供給する専用船「バンカリング船」を運航し、開運業界向けの事業を強化する。姫路や泉北の製造所でLNGを積み込み、大阪湾で供給する。 貨物船燃料は、主流の重油に比べて温室効果ガスの排出が少ない天然ガスへの移行が進んでいる。世界ではLNGを燃料とする船が2024年末の約600隻から2028年には約1,200隻まで増える見込み。
公取委 センコー勧告へ下請け無償積み下ろし 2025-12-10アジア-産業, つなぐfujishima 公正取引委員会は近く、総合物流大手センコー(本社:大阪市北区)に対し、配送業務を委託した下請けの運送業者に無償で商品の積み下ろしなどをさせていたとして、下請法違反に認定し、再発防止などを求める勧告を行う方針を固めた。公取委が、こうした行為による下請け法違反で勧告するのは初めて。 残業規制強化に伴う「2024年問題」で、物流業界の人手不足が懸念される中、公取委が監視を強めている。
米ネトフリ ワーナー買収で最終合意 2025-12-09アジア-産業, つなぐfujishima 米動画配信サービス大手ネットフリックスは12月5日、米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーを720億ドル(約11兆円)で買収することで、両社が最終合意したと発表した。ハリウッド映画の名門スタジオが動画配信企業の傘下に入ることになった。 ネットフリックスは、ワーナーの映画・テレビ番組の制作スタジオと動画配信サービスを」買い取る。ただ、CNNテレビなど業績が低迷している一部のケーブルテレビ事業は対象外。
公取委 ツヴァイに取引適正化法違反で勧告 2025-12-08アジア-産業, つなぐfujishima 公正取引委員会は12月5日、結婚相談所大手ツヴァイ(本社:東京都)に対し、婚活パーティーの司会を委託したフリーランスらに取引条件を明示していなかったとして、フリーランス取引適正化法違反で再発防止を求める勧告を行った。 発表によると、ツヴァイは2024年11月〜2025年4月、婚活パーティーの司会役や、結婚相談所で会員の相談に乗る業務などをフリーランスらに委託。同法は、契約時に業務内容や支払期日などの条件の明示を義務付けているが、同社が134人と結んだ契約書面には必要な項目が抜けていたという。
今年の車にスバル「フォレスター」決定 2025-12-08アジア-産業, つなぐfujishima 自動車評論家らが選ぶ今年の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」が12月4日発表され、SUBARU(スバル)のスポーツ用多目的車(SUV)「フォレスター」に決まった。スバルは2020年の「レヴォーグ」以来、5年ぶりの受賞。2位はホンダのクーペ「プレリュード」、3位はトヨタ自動車のSUV「クラウンエステート」だった。 受賞したフォレスターは6代目で、今年4月、約7年ぶりに全面改良して発売された。上位グレードに、モーターだけで走行できる「ストロングハイブリッドシステム」を初めて搭載し、燃費性能を5代目から3割向上させている。
ウナギの取引規制案 国際会議で正式否決 2025-12-08アジア-産業, つなぐfujishima 絶滅の恐れのある動植物の希少種の国際取引を規制するワシントン条約の締約国会議の本会議がウズベキスタンで12月4日あり、ニホンウナギを含むウナギ全種類の国際取引を規制する提案を、正式に否決した。投票135カ国・地域のうち賛成35、反対100だった。 ただ、ウナギを巡っては全世界の資源管理だけでなく、日本国内の流通の不透明さも課題とされ、現状を改善しなければ今後も規制の議論は続くーーとの専門家の指摘もある。
コクヨ ベトナムの文具最大手を買収 2025-12-06アジア-産業, つなぐfujishima コクヨ12月4日、約276億円を投じベトナムの文具最大手、ティエンロングループを買収し、子会社化すると発表した。2026年11月をめどに65.01%の株式を取得する。今回の買収により、東南アジア市場の開拓を加速させる。 ティエンロンは筆記具に強みがあり、ベトナム国内だけでなく、東南アジアに販売網を持つ。2024年12月期の売上高は224億円、最終利益は27億円。 コクヨは2030年にアジアの文具市場で首位となる目標を掲げており、ティエンロンの生産能力や販売網を活用し、シェアの拡大を図る。
コクヨ ベトナムの文具最大手を買収 2025-12-06アジア-産業, つなぐfujishima コクヨ12月4日、約276億円を投じベトナムの文具最大手、ティエンロングループを買収し、子会社化すると発表した。2026年11月をめどに65.01%の株式を取得する。今回の買収により、東南アジア市場の開拓を加速させる。 ティエンロンは筆記具に強みがあり、ベトナム国内だけでなく、東南アジアに販売網を持つ。2024年12月期の売上高は224億円、最終利益は27億円。 コクヨは2030年にアジアの文具市場で首位となる目標を掲げており、ティエンロンの生産能力や販売網を活用し、シェアの拡大を図る。