ポプラ社 インドに9月中に現法 海外事業の成長図る

児童書出版大手のポプラ社(本社:東京都品川区)は9月18日、インド・デリーで9月中に、現地法人Poplar Publishing House India Private Limitedを設立すると発表した。児童書を、世界最多の人口15億人弱を擁するインドで販売し、海外事業の成長を図る。まず40タイトルの出版を予定。
資本金は5,000万インドルピー(約8,100万円)、ポプラ社が99%、子会社のポプラエデュケーション(本社:東京都品川区)が残りを出資する。

エーザイ認知症薬レカネマブ 在宅・注射使用が可能に

エーザイ(本社:東京都文京区)は9月16日、早期アルツハイマー病治療薬「レカネマブ(商品名レケンビ)」について、患者本人が自宅で使える駐車タイプの製剤の製造販売承認を国内で得たと発表した。医療機関で用いる点滴タイプに比べて短時間で済み、通院の負担軽減も期待される。
レカネマブは、アルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)や軽度の認知症の人が対象。国内では2023年に製造販売承認され、公的医療保険で使えるようになった。ただ、これまで点滴タイプしかなく、医療機関に赴き2週に1回、静脈に入れる必要があった。

水没する車の緊急脱出用ハンマー販売15倍, 豪雨・冠水で

日本列島に断続的に停滞し続ける秋雨前線。これらがもたらす記録的豪雨により、全国各地の主要都市で都市機能が失われるほどの冠水、そして車の水没事故が相次いでいる。その結果、車から脱出できず、亡くなった人も少なくない。まさに生死を分けるハンマーというわけだ。
ホームセンターなどによると今、こうした事態を受けて、窓ガラスを割って車ら脱出するハンマーなど、災害対策用グッズの販売が大幅に伸びている。コーナン商事ではハンマーの売り上げが15倍に急増しているほか、非常用のポータ物発電機が2倍になっているという。

参天製薬 近視進行抑制薬「リジュセア」中国で販売承認申請

参天製薬(本社:大阪市北区)は9月14日、近視の進行を抑制する点眼薬「リジョセア」について、中国の医薬品規制当局から販売承認の申請を受理されたと発表した。中国では子どもの近視率が5割を超えるとの調査もあり、ニーズは高いとみられる。
リジュセアは眼球の奥行に当たる「眼軸」が伸びるのを抑え、近視の進行を抑制する。日本国内では2025年5月に発売し、2026年からフィリピンで販売承認を取得している。欧州でも英国など10カ国で、同じ有効成分をを使う別の点眼薬「ライジュネア」を展開している。

中部電力 浜岡原発の審査取り下げへ 3,4号機の再稼働遠のく

政府関係者によると、中部電力は9月11日、浜岡原子力発電所(所在地:静岡県御前崎市)3、4号機の再稼働審査を取り下げる方針であることが分かった。地震動データの改ざん、不正など相次ぐガバナンス不全の事態発覚を受け、自主的に審査の継続を断念した。これにより、3、4号機の再稼働は一段と遠のき、全く見通せなくなった。

公取委 丸亀製麺のトリドールHDを取適法違反で勧告

公正取引委員会は9月9日、トリドールホールディングス(HD)(本社:東京都渋谷区)に対し、食品製造を委託した37社への支払代金を不当に減額したなどとして、中小委託取引適正化法(取適法)と、前身の下請け法違反と認定し、再発防止を勧告した。
発表によると、丸亀製麺などを展開する外食大手の同社は、2024年8月~2026年7月、卸売会社を通じてカット野菜や加工肉などの製造を委託した37社に代金を支払う際、「システム利用料」の名目で代金の1.1%を不当に減額していた。調査では2024年8月~2025年12月に計約1億4,700万円の減額が確認された。最大で1社当たり計約2,500万円が差し引かれていた。

出光興産 米国で宇宙用太陽電池の研究拠点開設 産学連携で

出光興産は9月8日、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校内の産学連携拠点に、宇宙用太陽電池の研究拠点を開設したと発表した。衛星メーカ-など宇宙関連企業が集積する地域で顧客ニーズを把握する。
同研究拠点では、宇宙での使用を想定し、銅やガリウムの化合物で作る「CIGS太陽電池」について、試作や性能試験を進める。

東芝, 信越化学 耐久性能1.5倍のペロブスカイト太陽電池

東芝と信越化学工業は新潟大学と連携し、耐久性能で先行既存品の1.5倍に高めた次世代ペロブスカイト太陽電池を開発した。現時点で席最高水準という。2030年代の製品販売を目指す。
東芝が発電部分を担当、信越化学が封止材の製造を担う。新潟大は太陽電池の封止技術を開発し、耐久性を高めた。同分野で量産技術をを蓄積する中国勢に、耐久性能で対抗する。

テスラ ハンドル,ペダルなし 無人タクシー専用車を公開

米国の電気自動車(EV)大手テスラは9月3日、AI(人工知能)による自動運転タクシー(ロボタクシー)専用車を米テキサス州オースティンで一般に公開した。
このロボタクシーは、人間が介在しない運転「レベル4」を前提に設計された自動運転専用車。無人運転を前提とし、運転席にハンドルやペダルがなく、タッチパネルがあるだけだ。