ホンダ 巨額赤字に 上場来初 EV戦略見直し 2026-03-15アジア-産業, つなぐfujishima ホンダは3月12日、2026年3月期の連結最終損益(国際会計基準)が最大で6,900億円の赤字(前期は8,358億円の黒字)になる見通しだと発表した。前期比64%減の3,000億円の黒字としていた従来予想から最大9,900億円の下方修正となる。 最終赤字は、同社としては上場以来初めて。米国を拠点に推進していた電気自動車(EV)の事業戦略が、トランプ政権の下での政策変更に伴う普及鈍化に直面、投資損失などを織り込んだため。ホンダはEV、燃料電池車の事業戦略を抜本的に見直すことになった。
全固体電池のイオン伝導率 世界最高の材料開発 2026-03-15アジア-産業, つなぐ, 新技術・新開発fujishima 産業技術総合研究所は3月11日、全固体電池の基幹部材となる「固体電解質」で液体と同レベルのイオン伝導率を持つ材料を開発したと発表した。イオン伝導率は充電速度に直結する。急速充電が可能な全固体電池の開発につなげることが期待される。 固体電解質には硫化物系と酸化物系があるが、酸化物系としては「世界最高」(産総研)になるという。全固体電池はリチウムイオンの通り道となる電解質に液体ではなく固体を使う。
三菱ふそう 日野自動車に小型EVトラック供給 2026-03-15アジア-産業, つなぐfujishima 三菱ふそうトラック・バスは3月11日、日野自動車向けに小型の電気自動車(EV)のトラックを供給すると発表した日野自動車が三菱ふそうのEVトラック「eキャンター」をベースにした車両のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受ける。 両社は4月に経営統合し、傘下に収めた持株会社、アーチオンが上場する予定。相互に車種を保管し、収益拡大につなげる。新会社のアーチオンにはそれぞれの親会社、ドイツのダイムラートラックとトヨタ自動車が出資する。
PayPay 米ナスダック上場 時価総額1.9兆円 2026-03-14アジア-産業, つなぐfujishima ソフトバンクグループ傘下のスマートフォン決済大手PayPay(ペイペイ)が3月12日、米証券取引所ナスダックに上場した。時価総額は約121億ドル(約1.9兆円)と日本企業の米国上場としては過去最大級の新規株式公開となった。 東京証券取引所ではなく、米ナスダックを選択したのは日本市場より受け入れられやすいと判断したためとみられるが、ライバル企業はケタ違いに大きい。それでもペイペイは決済だけでなく、送金、投資など1つのアプリで金融取引を完結できる「スーパーアプリ」を目指す。
公取委 YKKAPを下請法違反で勧告 金型無償保管 2026-03-14アジア-産業, つなぐfujishima 公正取引委員会は3月10日、建材大手YKKAP(本社:東京都千代田区)を、部品製造に使う金型などを委託業者に無償で保管させていたとして、下請法(現 中小委託取引適正化法)違反を認定し、再発防止を求める勧告を出した。公取委によると、YKKAPは委託業者67社に、金型など計4,997個を無償で保管させていた。 公取委の調査を受け、YKKAPは保管費用約3,414万円をすでに委託業者に支払い、不要になった金型など計1,784個を廃棄したという。
積水化学 幹細胞の培養プレート 北米で販売 2026-03-13アジア-産業, つなぐfujishima 積水化学工業は、iPS細胞などの幹細胞培養用の細胞培養ポリマー「セグル」をコーティングした培養プレートの北米地域での販売を始めたと発表した。iPS細胞の培養には細胞接着コーティング材が不可欠だが、従来のたんぱく質由来のコーティング材では均質性や安定性に課題があった。 セグルは、この課題解決を目的に開発したポリマー。この培養プレートで再生医療や創薬、細胞治療分野の研究開発が盛んな地域への展開を広げ、再生医療の実用化につなげる。
コロワイド 珈琲館・ベローチェを440億円で買収 2026-03-12アジア-産業, つなぐfujishima 外食大手コロワイドは3月10日、「珈琲館」「カフェ・ベローチェ」などを運営するC-United(シーユナイテッド、本社:東京都港区)を買収すると発表した。買収額は440億円。 独立系投資会社ロングリーチグループから、子会社のコロワイドMDを通じて、4月1日付で全株を取得する。シーユナイテッドはカフェ業界5位で、2026年2月末時点で563店舗を保有する。
TDK インドにアジア・パシフィック本社 2026-03-12アジア-産業, つなぐfujishima TDKは4月1日付でインド・ベンガルールにアジア大洋州の統括拠点、「アジア・パシフィック本社」を設立すると発表した。日本、欧州、米州、中国に次ぐ5つ目の地域本社となる。 今回インドに新設するアジア・パシフィック本社は、既存のシンガポールの拠点との2拠点体制で運営。インドと東南アジア、オセアニア地域の20社以上のグループ会社をまとめる。2拠点のうち、インドはエンジニアリングと基礎研究の人材を抱えていることから、新しい技術への投資、シンガポールはガバナンスとコンプライアンス、サプライチェーン(供給網)をそれぞれ担う。
ペロブスカイト事業”離陸” 積水化学先行 2026-03-11アジア-産業, つなぐfujishima 中長期的に需要の拡大が見込まれる、軽くて曲がるペロブスカイト太陽電池事業がいよいよ離陸する。日本企業の先陣を切って、積水化学工業が3月中にも販売開始する。パナソニックホールディングスも2026年度中に試験販売を始め、すでに複数の企業が大学やスタートアップと連携し、実証実験を進めるとしており、シャープやアイシン、カネカなども参入方針を明らかにしている。積水化学は、まず体育館などの公共施設に設置する需要を見込む。
iPS細胞の再生医療2製品 厚労相が承認 2026-03-09アジア-産業, つなぐfujishima 上野賢一郎厚生労働相は3月6日、iPS細胞を用いた2つの再生医療製品を条件・期限付きで薬事承認したと発表した。承認されたのは、大阪大学発スタートアップ、クオリプスの重い心不全患者向けの心筋細胞シート「リハート」と、住友ファーマのパーキンソン病患者向けの「アムシェプリ」。夏ごろ市販される見通し。iPS細胞を使った製品の実用化は世界初。