中国国有の大手銀行、中国銀行、中国建設銀行、交通銀行、中国郵政貯蓄銀行の4行は3月30日、株式発行などによる資本増強を行うと一斉に発表した。増資額は最大で計5,200億元(約10.7兆円)に上る。今後、中国工商銀行と中国農業銀行も同様に資本増強を表明する可能性がある。政府は特別国債を発行して資本注入に充て、不動産不況が金融不安に波及するのを防ぐ。
中国メディアによると、特別国債発行による大手国有銀行への資本注入はアジア通貨危機後の1998年以来という。
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カナデビアなど3社 浮体式洋上風力発電商用化で協業の覚書
カナデビア(本社:大阪市住之江区)、大成建設(本社:東京都新宿区)、商船三井(本社:東京都港区)の3社は3月27日、浮体式洋上風力発電商用化に向けた業業に関する覚書を締結したと発表した。3社は知見を共有し、浮体基礎の製作と浮体基礎の曳航および係留が互いに関連する領域で、コストおよびリスクを低減する施工方法を検討する場を形成すること、洋上風力発電産業の発展に資することを目指す。
政府の第7次エネルギー基本計画では2040年の電源構成見通しでは、再生可能エネルギーの割合を40〜50%程度まで増やすことを発表。このうち洋上風力発電は、再生可能エネルギーの主力電源化に向けた切り札と位置付けられている。