米国の電気自動車(EV)大手テスラは11月6日に開催した年次株主総会で、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)(54)に対して」10年間で最大1兆ドル(約150兆円)規模の報酬を支払う議案を承認した。総会での賛成率は75%超と、承認に必要な過半数を大きく上回った。
マスク氏の総資産は11月5日時点で4,730億ドル(約72兆円)で世界1位。マスク氏が課せられた目標をクリアして、今回の報酬が実現すれば、世界初の”1兆ドル長者”になる見通し。
メタ売上高 1割 違法カジノなど不正広告
大東建託 万博レガシーを賃貸に再利用
トヨタ26年3月期 最終益を上方修正
日本製鉄 USスチールが高級鋼板量産
JR西日本 32線区 赤字267億円 山間部路線特に厳しく
JR西日本は利用者が極めて少ないローカル線の収支状況を公表した。2024年度の輸送密度(1キロあたりの1日の平均利用者数)が2,000人未満だった区間を対象に、路線ごとに2022?2024年度平均の経営状況を集計した。
赤字は19路線32線区で、赤字金額は計267.5億円に上った。人口減少などに伴い、地方のローカル線で、特に山間部を走る路線などで厳しい収支状況が続いている。昨年の赤字は17路線30線区で、赤字額の合計は約233億円だった。
営業係数でみると、100円の収入を得るために必要な費用は、芸備線の東城(所在地:広島)ー備後落合(同)が9,945円に上ったほか、姫新線の中国勝山(所在地:岡山)ー新見(同)が4,510円となった。