シャープ 化粧品事業に参入マスク着用の肌荒れ対策

シャープ(本社:大阪府堺市)は3月15日、新型コロナで日常化したマスク着用による肌荒れ対策として化粧品事業に参入すると発表した。「薬用クリスタリーク」シリーズとして、保湿クリームや乳液など3商品を3月22日から順次発売する。将来は自社の美容家電との連携も視野に入れる。自社の通販サイトで扱う。

トランスコスモス タイ・チェンマイに3拠点目

トランスコスモス(本社:東京都豊島区)は3月14日、業務拡大によりタイ・チェンマイに同国内3拠点目となるオペレーションセンター「チェンマイセンター」を新設したと発表した。
所在地はタイ・チェンマイAirport Business Park内、敷地面積1,213㎡、約350席の規模で、3月1日より業務を開始している。ASEANの複数言語に対応するコンテンツモデレーションサービスを提供する。コンテンツモデレーションサービスとは、不特定多数のユーザーによって投稿されたインターネット上のコンテンツ(書き込み・画像・動画)を監視するモニタリング業務(投稿監視)のこと。

丸紅・アインHD マレーシアでドラッグ&コスメ店

丸紅(本社:東京都千代田区)と、アインホールディングス(本社:札幌市白石区)は3月14日、アインが運営するドラッグ&コスメティックストア「AINZ&TULPE」(アインズ&トルペ)のアジア展開を目的とした合弁会社を設立。第1弾としてアインズ&トルペの海外初店舗を、マレーシア・クアラルンプールに出店すると発表した。
1号店はクアラルンプール市内の商業施設「パビリオン・ブキット・ジャリル」に開業する「ブキット・ジャリル蔦屋書店」内に5月に出店し、2022年中にはクアラルンプール市内に複数店舗を出店する予定。コスメ、化粧雑貨等、マレーシア初となるブランドを中心に、品質に定評がある日本発の商品を展開していく。
両社はマレーシアを足掛かりに、アインズ&トルペのアジア各国への展開も目指す。

植物由来原料でエチレン,プロピレンの事業化検討

三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)および豊田通商(本社:名古屋市)は3月14日、バイオエタノールを原料とするエチレン、プロピレンおよびその誘導品の製造・販売を2025年度に開始することを目指し、事業化に向けた検討を開始したと発表した。
バイオエタノールを原料に100%植物由来のエチレン(以下、バイオエチレン)とその誘導品を製造し、そのバイオエチレンを原料として、国内初となる植物由来のプロピレン(以下、バイオプロピレン)および誘導品の製造・販売に向けた検討となる。

ANA ジャカルタ-成田便3/27から毎日運航,2年ぶり再開

全日本空輸(ANA)は、3月27日からインドネシアの首都ジャカルタと成田空港を結ぶ直行便の毎日運航を再開すると発表した。同社が同路線を毎日運航するのは新型コロナウイルス禍で2020年4月24日に減便して以来、約2年ぶりとなる。
成田路線は現在、ジャカルタ行きが月、水、金、日曜日、成田行きが月、火、木、土、日曜日ののそれぞれ週5便を運航している。

エクシオG シンガポール信号・通信工事会社の株式取得

エクシオグループ(本社:東京都渋谷区)は3月14日、アジア地域における事業運営を統括するEXEO GLOBAL Pte. Ltd.(本社:シンガポール)が、シンガポールで信号・通信設備工事を手掛ける68Systems&Project Engineering Pte.Ltd.(本社:シンガポール)の発行済み株式の80%を取得したと発表した。
今回の株式取得により、エクシオグループのLAE(電気設備)、Winner(空調設備)との連携が加速し、あらゆる分野でのワンストップサービスが可能になる。

ソースネクスト ウクライナ避難民に携帯翻訳機を寄付

ソースネクスト(本社:東京都港区)は3月14日、在日ウクライナ大使館に携帯翻訳機の「POCKETALK(ポケトーク)」を1,000台寄付したと発表した。日本政府が受け入れを決めたウクライナ避難民に対する支援策で、日本語の話せない避難民にポケトークを使ってもらう。
在日ウクライナ大使館のセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使は、「ポケトークはウクライナ避難民にとって行政手続きや病院、学校などで非常に重宝するだろう」としている。
ポケトークは、互いの言葉を話せない人同士が自国後のままで対話できるAI通訳機。WiFiのないところでも世界130以上の国・地域で、そのまま使えるモバイル通信機能を内蔵「契約不要、通信料なし(2年間)」で、買ってすぐ使えるせ

西松建設 人工光型植物工場でホウレンソウの促成栽培法を確立

西松建設(本社:東京都港区)は3月14日、玉川大学(所在地:東京都町田市)との共同研究により、LED等の人工光源を使用した人工光型植物工場でホウレンソウの促成栽培方法を確立したと発表した。人工光栽培が困難といわれるホウレンソウを、この栽培方法で従来に比べ1.6倍も速く生育することができるとしている。一般的な植物工場の室温20~25℃が栽培温度のため、リーフレタスを栽培している植物工場で、ホウレンソウの栽培が可能となる。

大日本印刷など フィリピンで物流配送で3社合弁

大日本印刷(本社:東京都新宿区)、ユニアデックス(本社:東京都江東区)、Global Mobility Service(本社:東京都港区、以下、GMS)の3社は3月14日、コロナ禍で一層拡大する物流需要と今後の継続的な成長を見据え2月4日、フィリピンで物流配送マッチングサービスの合弁会社「3Q DASH TECHNOLOX,INC.」を設立したと発表した。資本金は1,100万フィリピンペソ(約2,475万円、設立時)。
新型コロナウイルス感染症の影響により、オンラインショッピングやフードデリバリーの急激な利用増加に伴う深刻化する配送の課題解決と、継続的な成長が見込まれる配送需要に応えるため、今回フィリピンで合弁会社を設立した。