新年度が始まってまだわずか2週間あまりだが、本人に代わって企業側に退職の意思を伝える”退職代行”サービスを手掛ける会社に、入社間もない新入社員からの依頼が相次いでいる。
東京都大田区の同サービス会社によると、4月1〜15日までに678件の依頼があり、このうち16%余りにあたる110人が新入社員だった。昨年は4月の1カ月間で50人ほどだったというから、今年は急増している。
退職を決めた理由で多いのは、入社前に聞いていた条件(職種・勤務地)と違っていたというケース。この中には第1希望から第3希望まで挙げていたが、全く違う条件だったとのケースもあった。このほかにも予想以上のストレスや疲れで体調を崩したという人も少なくない。多様な働き方や働き方改革が叫ばれる中、やはり自分の思いとピンポイントで合致しない職業・職種には就きたくない人が多くなっているということか。
貿易赤字3年連続 23年度5.8兆円 赤字幅資源高一服で縮小
25年万博 米国がパビリオン起工式 5月の連休明けに着工
日本 ブータンの王立感染症センターに7.58億円追加贈与
日本政府はブータンの「王立感染症センター建設計画」に7億5,800万円「を無償資金協力(追加贈与)する。日本政府は2022年4月、同案件に29億9,400万円を限度とする無償資金を提供したものの、物価高騰等の影響により資金が不足したことから、今回追加支援するもの。この結果、同案件に対する支援限度額は37億5,200万円となる。
ブータンは保健・医療体制が脆弱で、同国唯一の感染症専門病院のギダコム国立感染症病院は、建設から50年以上経過し建物や設備が老朽化しているほか、診断や治療に必要な医療器材が不足しているため、新型コロナウイルスや結核などの感染症に対して、十分に対応できていない。この問題を解決するため、新たにブータンに保健省直轄の感染症専門病院として王立感染症センターを建設し、医療器材を整備する。