世界の100カ国以上の国から政府や企業の代表およそ1,500人が出席し、AI(人工知能)を巡ってフランスのパリで開かれた「AIアクションサミット」は2月11日閉幕、安全で開かれたAIを目指すなどとする共同声明を発表した。共同声明にはEU(欧州連合)、日本、中国など60カ国などが署名したものの、”締め付けでなく、促進の枠組みが必要”とする米国や、英国なども共同声明には署名せず、規制や開発のあり方を巡る立場の違いが浮き彫りになった。
同サミットにはホスト国のフランスのマクロン大統領、インドのモディ首相、米国のバンス副大統領、中国の張国清副首相、EUのフォンデアライエン委員長、オープンAIのサム・アルトマンCEOらが出席した。
24年経常黒字 過去最高の29兆円 17年ぶり更新 円安寄与
24年ラーメン店倒産57社で過去最多 他に零細店の破綻も
紙製ストロー プラスチック製に戻す トランプ大統領
トランプ氏のウクライナ「いつ露になるかも」発言で波紋
トランプ米大統領が、ウクライナに対し軍事支援を継続する引き換えにレアアースなど天然資源を巡る取引を迫る中で、ウクライナについて「いつかロシアになるかも知れないし、ならないかも知れない」と述べた。これはロシアへの領土の割譲を容認するとも受けとめられる発言だとして大きな波紋を呼んでいる。
トランプ氏は2月10日に放送されたFOXニュースのインタビューで、ウクライナについて「彼らはレアアースや石油、天然ガスなどとてつもなく価値がある土地を持っている。私たちは何千億ドルも投じているのだから、我々の資金が確保されるようにしたい」と発言。軍事支援の継続と引き換えに、レアアースなどの資源を巡って何らかの合意を散りつけたい考えを改めて示している。
居住域のインフラ老朽化に「不安感じる71%」NHK調査
近畿大学病院で「アバター」活用した受付の実証実験開始
トランプ米大統領 鉄鋼・アルミ製品に25%の追加関税
神戸空港開港19年で利用者が5,000万人に 記念セレモニー
市民団体が石丸伸二氏を都知事選での公選法違反で告発
2024年の東京都知事選挙に立候補した石丸伸二氏の陣営が、選挙期間中に集会のライブ配信を担った業者に97万円余を支払ったことを巡り、市民団体が公職選挙法違反の買収にあたる疑いがあるとして石丸氏の告発状を東京地方検察庁に提出した。
石丸氏が2月6日行った記者会見によると、業者に発注した後、陣営内からj法令違反にあたるという懸念の声が出て、発注をキャンセルした。ところが告示直前で、すでに撮影機材の手配が済んでいたため、キャンセル料として発注した額と同額を支払ったとしている。そして結局、集会のライブ配信についてはこの業者の代表などが行ったという。
これらの経緯から、告発状では支払いの一部には人件費が含まれて「いる疑いがあり、公職選挙法が禁じる報酬の支払いにあたると主張している。市民団体は、SNSでの動画配信を伴う選挙運動が一般的になる中で、「報酬の支払いの是非について司法当局に判断してもらいたい」としている。