立憲民主党の臨時党大会が9月23日行われ、新しい代表に野田佳彦元首相が選出された。野田氏は67歳。衆議院・千葉4区選出の当選9回。民主党政権で財務大臣を経て2011年には総理大臣に就任。その翌年、衆院選で敗れ、政権を失った。
野田新代表は、「党運営の要の幹事長など執行部の骨格人事で、私にはない刷新感をつくる」としたうえで、「近く実施される衆院選で、全野党で与党を過半数割れに追い込み、”裏金”に象徴される不明朗な自民党政治に終止符を打ち、”生活者目線”の政治を取り戻すため、本気で政権を取りにいきたい」としている。
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PTAの全国組織 会員数が5年間で91万人減少 退会続く
児童・生徒の登下校の見守りや保護者が子どもたちのために、学校と協力して活動するPTAの全国組織は退会する組織が相次ぎ、昨年度までの5年間でおよそ1割にあたる91万人減少したことが分かった。都道府県などおよそ60団体が加盟している日本PTA全国協議会の会員数は、昨年度時点で716万人となり5年前と比べおよそ1割減少となっている。
PTAを巡っては、岡山県PTA連合会議が会員数の減少で活動の継続が困難になったとして、都道府県単位のPTAとして初めて解散することを9月に表明している。このほか、全国協議会からは東京都PTA協議会、千葉市PTA連絡協議会、さいたま市PTA協議会がすでに退会し、今年度末には千葉県PTA連絡協議会も退会予定という。
PTAについては、共働きが増え活動に時間が割けなくなったり、参加が任意のためPTA離れが進んでいる。本来ボトムアップの活動であるべきにもかかわらず、現状はトップダウンの活動となっていることが問題−−などと指摘されている。
奈良・興福寺で伝統的な「奈良墨」に親しむ 外国人ら来場
奈良市の興福寺で9月21日、伝統的な墨「奈良墨」に親しむ催しが開かれ、外国人観光客らが初めての書道体験を楽しんだ。この催しは墨づくりをしている奈良市の老舗の会社が奈良墨に親しんでもらおうと開いたもの。興福寺の境内では、職人による墨ができるまでの工程の説明や、実際に奈良墨で文字を書く書道体験が行われた。この日、書道体験には多くの外国人観光客が参加し、手本を参考に「幸運」や「成長」などの漢字を書きながら、その様子を写真や動画に収めて楽しんでいた。
奈良墨は、室町時代に興福寺でつくられたのが始まりとされる。菜種油やごま油を燃やして出る”すす”と”にかわ”を混ぜてつくられるもので、国の伝統工芸品に指定されている。
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男性の24年度育休取得率 過去最高の27.3%, 日数は約30日
大手住宅メーカー、積水ハウスは9月19日、男性の育児事情をまとめた男性育児白書を発表した。これは配偶者および小学生以下の子どもと同居する20〜50代の9,400人を対象に調査したもの。期間は2024年6月14〜26日。
2024年の育休取得率は27.3%と、6年間で2.8倍に増加し、2023年に続き過去最高となった。取得日数は平均29.9日で、6年間で12.6倍に増加し、過去最高となった。仕事への意欲が高い男性の方が育休取得率が高い傾向にある。
夫の育休取得日数が多いほど妻の卍奥戸は高くなり、半年を超えると約8割の女性が満足している結果となった。ただ、男性が育休を取得してもも、ほとんど家事、育児をしない「とるだけ育休」の場合もあり、夫の育休取得日数が1カ月以上の場合、約4割の妻が「とるだけ育休」と感じていることが分かった。