厚生労働省は8月26日、医療や介護分野の国際展開をまとめた「国際保健ビジョン」を発表した。この中でインド太平洋地域の医療水準を向上させるため、国内大学の医学部で外国人留学生を受け入れる実証事業に取り組む。人数は20人程度を予定。今後、開始時期や対象校など詳細を詰める。
このほか、ビジョンでは医療機関への受診を目的とするインバウンド誘致、日本の医学品や医療機器の海外展開支援などが盛り込まれている。
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スペースワン 小型ロケット2号機の12月打ち上げを発表
宇宙スタートアップのスペースワン(所在地:東京都港区)は8月25日、小型ロケット「ヵイロス」の2号機を12月に打ち上げると発表した。初号機と同様、和歌山県串本町に整備したロケット射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。2号機は5つの人工衛星を搭載する。具体的な打ち上げ日程は現時点では未定。2号機で再び宇宙軌道への人工衛星の投入を目指す。
同社の豊田正和社長は、同射場で3月に行った初号機の打ち上げ失敗の原因について、燃焼させてロケットの推進力とする”推進薬”の燃焼速度の計測過程で問題があり、実際よりも高く推進力が出ると予想していたことを、その一つに挙げた。
スペースワンにはキャノン電子、IHIエアロスペース、清水建設などが出資している。