東京商工リサーチのまとめによると、2024年の病院、クリニック(診療所)、歯科医院などの医療機関の倒産は前年比56.0%増の64件で、過去20年の最多を更新した。また、休廃業・解散は14.1%増の598件に上り、2016年(663件)、2017年(617件)に次ぐ3番目の水準だった。この結果、倒産と休廃業・解散の合計は前年比17.1%増の662件に達し、過去20年で2番目の高水準となっている。
倒産は、クリニック、歯科医院が件数を押し上げたが、ベッド数20床以上の病院も前年比3.5倍と大幅に増えた。休廃業・解散は、クリニックが60.3%、歯科医院が23,0%を占め、小規模な医療機関の閉院が加速している。
WHO神戸センター 26年3月閉鎖へ 県・市の財政支援終了で
神戸市のWHO(世界保健機関)の直轄の研究機関が、兵庫県や神戸市からの財政支援の終了により、2026年3月で閉鎖されることになった。同センターは日本国内に唯一あるWHOの直轄の研究機関で、阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとして兵庫県と神戸市、経済界が誘致した災害医療の研究や人材育成、それに国際的なシンポジウムの開催などを行ってきた。
県によると、同センターの運営費はすべて地元が負担することになっており、現在は兵庫県が年間およそ3億円、神戸市が同1億5,000万円を支援しており、誘致後の30年間の総額はおよそ160億円に上るという。
兵庫県と神戸市はスイスのWHO本部と財政負担の軽減について競技してきたが、WHOと折り合えず財政支援の終了を決めた。
大阪府警 万博に向け「会場警察隊」発足 事件・事故に対応
ANA 3社から旅客機77機導入, 計2.1兆円規模, 過去最多
ANAホールディングス(HD)は2月25日、2028年〜2033年度に米国ボーイング社、欧州エアバス社、ブラジルエンブラエル社から計77機の旅客機を新たに導入すると発表した。同社が一度に発注する機材数としては過去最多。この総額は各社のカタログ価格で計2兆1,580億円に上る。
77機のうち、ボーイング「787−9」18機を全日本空輸の国際線に投入する。2030年度時点で全日空の国際線事業規模を現在の約1.5倍に拡大させる。エンブラエルの新型小型機「E190-E2」20機を全日空の国内線に投入する。国内線は需要減少呼応、機材の小型化で機動的な運用を図る。ANAHDの機材数は2023年度時点で278機。
『品位』損なうポスターの掲示禁じた公選法改正案可決
国連総会 米、露軍撤退決議に反対 ウクライナ・欧州と亀裂
石川県七尾市「のとじま水族館」3/22全面営業再開へメド
25年度賃上げ「ある」企業61.9% 初の6割超「ない」13.3%
帝国データバンクが行った2025年度の賃金動向に関する調査によると、企業の61.9%が賃上げが「ある」と回答したことが分かった。2006年の調査開始以降、6割を超えたのは初めてという。基本給を底上げするベースアップ(ベア)を実施する企業は56.1%で過去最高となった。
賃上げを行う理由(複数回答)については、「労働力の定着・確保」との答えが74.9%で最も多かった。「物価動向」を受けては54.4%で前年度比2.8ポイント増えた。一方、賃上げが「ない」とする企業は13.3%にとどまった。理由は「業績低迷」が58.2%で最も多かった。
調査は1月に実施、1万1,014社(回答率41.2%)から回答を得た。