日本列島は7月23日、東日本と西日本の広い範囲で厳しい暑さとなり、気象庁と環境省は今年になって最も多い40都道府県に「熱中症警戒アラート」を発表した。北海道への熱中症警戒アラート発表は今年初めて。
気象庁によると、23日は全国の観測地点の約3割にあたる256地点で35度以上の「猛暑日」となった。総務省消防庁は同日、熱中症で15〜21日の1週間に全国で9,078人が救急搬送されたとの速報値を公表した。救急搬送は21日までの累計で3万4,547人に上り、昨年同時期に比べて3,045人多くなっている。
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ラピダス試算 半導体関連の北海道GDP効果18.4兆円
北海道千歳市を中心に最先端半導体の製造拠点構築を目指すラピダスの東哲朗会長は7月22日、札幌市内で開かれたセミナーで講演し、同社などの半導体関連産業が2036年ごろまでに、北海道内総生産(GDP)に及ぼす効果について、試算では累計で18兆4,000億円の付加価値が出ると語った。
北海道経済連合会などで構成する北海道新産業創造機構(ANIC、所在地:札幌市)が2023年11月、ラピダス進出に関して、道内総生産への影響学として2023〜2036年の累計で最大11兆2,000億円になるとの試算を発表している。今回のラピダスの試算では、同社や関連サプライヤーによる効果を加え、後工程請負会社や他産業の生産性向上によって創出される波及効果も勘案した。