サッカー日本代表 ドイツに4−1で快勝 国際親善試合

サッカー日本代表は9月9日、ドイツのウォルフスブルクでの国際親善試合でドイツ代表に4−1で快勝した。前半は伊東純也が先制ゴール、追い付かれたものの、上田綺世のゴールで勝ち越し、2−1で折り返した。後半は双方譲らず、終盤に試合が動いた。浅野拓磨のゴールで突き放し、田中碧がダメ押しゴールを決めた。ボールの支配率こそドイツだったが、焦ることなく耐えて、堅守で守りきった。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキングはドイツが15位、日本が20位。ドイツとの通算対戦成績は日本の2勝1分け1敗となった。日本は9月12日にベルギーのゲンクでトルコ代表(FIFA41位)と対戦する。

ホンダ 25年から北米でテスラ方式のEV充電採用を発表

ホンダは9月7日、北米で販売する電気自動車(EV)の充電方式について、2025年から米テスラの「NACS」方式を採用すると発表した。それ以前に販売したEVも専用のアダプターを装着すれば、NACS方式で充電できるようにする。日本メーカーでは日産自動車もNACS方式の採用を決めている。
ホンダは7月、米ゼネラルモーターズ(GM)やドイツのBMW、韓国の現代自動車など7社と、NACS方式と「CCS1」と呼ばれる米国方式の両方を整備する合弁会社を北米に設立すると発表していた。

東電 処理水放出 初回は11日に終了 2回目は9月末以降

東京電力は9月7日、福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出について、1回目の放出を11日に終え、2回目の準備は9月末以降に始める見通しを示した。同社よると、1回目の放出予定量約7,800トンのうち6日までに約6,100トンが放出された。これまでにトラブルは確認されていない。同社は今年度中に、3万1,200トンの処理水を4回に分けて海洋放出する計画。

7月実質賃金2.5%減 16カ月連続マイナス 物価高に賃金追い付かず

厚生労働省が9月8日発表した7月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、1人当たりの賃金は物価高を考慮した実質で前年同月比2.5%減少した。マイナスは16カ月連続。物価高に賃金の伸びが追い付かず、減少幅は6月の1.6%から拡大した。1人当たりの現金給与総額は前年同月比1.3%増の38万656円だった。この内ボーナスなど特別に支払われた給与は0.6%増の10万8,536円だった。

4〜6月GDP年率4.8%増に下方修正 企業の設備投資下振れ

内閣府が9月8日発表した4〜6月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値が前期比1.2%増、年率換算4.8%だった。8月の速報値(前期比1.5%増、年率6.0%増)から下方修正した。企業の設備投資が速報値から下振れし、前期比マイナスに転じた。

日本 9/10 チリと注目の初戦 8強以上目指す ラグビーW杯

ラグビーの第10回ワールドカップ(W杯)フランス大会が開幕した。4年前、列島全体を興奮の渦をまき起こした、D組の日本は、10日にチリと初戦を戦う。2大会連続の決勝トーナメント進出、8強以上を狙いとしているだけに初戦に勝利し、弾みを付けたいところ。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチの指揮のもと、桜のジャージの活躍に期待したい。イングランドとの第2戦(9/18)目以降は、サモア戦(9/29)、アルゼンチン戦(10/8)と対戦。10月28日に決勝の予定。

ラグビーW杯開幕 開催国フランスがV候補NZ降し白星発進

ラグビーの第10回ワールドカップ(W杯)フランス大会は9月8日、パリ郊外のサンドニで始まった。開幕戦の好カード、いずれも今大会の優勝候補の世界ランク3位のフランスと同4位のニュージーランド(NZ)戦は、前半および後半半ばまで大接戦を演じた。だが、終盤フランスが力強く突き放し27−13で降し、開幕戦を制した。2大会ぶりの王座奪還を目指すNZは1次リーグ黒星スタートとなった。
大会は20チームが4組に分かれて1次リーグを戦う。10月28日に決勝戦が行われる。

ジャニーズ事務所 ジャニー前社長の性加害を認めて謝罪

ジャニーズ事務所は9月7日、都内ホテルで記者会見を開き、故ジャニー喜多川前社長による性加害の事実を正式に認めて、謝罪した。そして①問題を放置してきた責任を取って、9月5日付で藤島ジュリー景子代表取締役社長(57)が辞任②所属俳優・東山紀之氏(56)の新社長就任③東山氏は年内でタレント業を引退、同事務所の解体的出直し改革を指揮する④事務所の株式100%を所有する藤島氏は当面、代表取締役にとどまり、被害者救済の責任を担うーなどを発表した。会見には新旧社長に、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦氏(47)を含めた3人と、顧問の木目田裕弁護士が出席した。
1962年6月の事務所設立以降、事務所患部が出席する初の記者会見となり、およそ300人の報道陣、スチールカメラ62台、ムービーカメラ39台が並び、様々な報道陣の質問に答え、会見は4時間12分に及んだ。

8月企業倒産54%増の760件 7割強が5人未満, サービス業が最多

東京商工リサーチのまとめによると、8月の企業倒産件数は前年同月比54%増の760件に上った。増加は17カ月連続。単月では2020年初めの新型コロナウイルス禍以来、最大の増加幅だった。15年ぶりに10産業すべての倒産件数が前年同月を上回った。物価高や人手不足、借入金の返済難で経営が行き詰まるケースが増えている。
従業員数の規模別でみると、5人未満が562件と全体の7割強を占めた。これに対し、300人以上はゼロだった。産業別にみると、サービス業が43%増の238件に上り最多。以下、建設業が73%増の157件、製造業が71%増の89件で続いた。

シャープ 法人向け見守り/運動管理ソリューションを提供開始

シャープ(本社:大阪府堺市)は9月7日、独自の非接触のヘルスケアセンシング技術を活用し法人向け見守り/運動管理を目的としたヘルスケアソリューション「i-wellebe(アイウェルビー)」を開発し、同日から提供を開始すると発表した。
専用機器を対象者の顔に向けるだけで顔認証を行い、登録された名前が表示されるので、施設での出欠確認に利用できる。同時に「血管情報」「心拍情報」「温度」を約5秒で一括測定することができる。測定したデータはクラウド上に自動記録され「、パソコンやタブレットなどから専用Webアプリで対象者の一括管理や確認ができるという。