自動車大手など 車載用先端半導体の共同研究組織設立

トヨタ自動車など自動車大手5社などが先端半導体の技術研究を行う組織を設立したことが分かった。車載向けの次世代半導体の共同研究に向け2024年1月にも取り組みをスタートさせる。先端半導体の仕様の共通化を目指すほか、実用化に向けた試験などを行う。今回設立された新組織は「自動車用先端SoC技術研究組合」。
トヨタのほかホンダ、日産自動車、マツダ、スバルに加え、ルネサスエレクトロニクス、ソシオネクスト、デンソーなども参加する見通し。

ダイキン カンボジアに空調の販売会社設立 1月から営業

ダイキン工業(本社:大阪市北区)は12月26日、カンボジアに空調の販売会社「ダイキンエアコンディショニングカンボジア社」(本社:プノンペン)を設立したと発表した。2024年1月から営業を開始する。資本金は1,000万ドル(14億円)。カンボジアの2024年のGDP成長率は6%とアジアでトップクラスの成長が予想され、空調市場は業務用中心に拡大している。需要増大に応える。

JX石油開発 NEDOと地下水素製造技術実証で委託契約

JX石油開発(本社:東京都千代田区)は12月26日、同社の地下水素製造技術に関する取り組みが、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募する「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業」の実証要件適合性等調査に採択され、調査委託契約を締結したと発表した。これは、枯渇油田に取り残された炭化水素を原料として地中の化学反応で水素を製造する一方、同時に副生されてしまうCO2の多くをそのまま地中に留めることで、クリーンな水素を回収するという新たな水素製造方法がNEDOの国際実証事業として成立し得るかを検証するもの。

井上尚弥 2階級4団体統一王者の快挙! 史上2人目

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一戦は12月26日、東京・有明アリーナで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング機構(WBO)王者の井上尚弥(大橋)が、世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)王者のマーロン・タパレス(フィリピン)に10回1分2秒、KO勝ちし、4団体統一王者となった。この結果、井上は2022年12月のバンタム級4団体統一王者に続き、今回のスーパーバンタム級を合わせ2階級4団体統一王者となった。2階級での4団体統一王者はテレンス・クロフォード(米国、スーパーライト級、ウエルター級)に次いで史上2人目の快挙。井上の戦績は26戦全勝(23KO)となった。

11月求人倍率1.28倍 前月比0.02㌽低下 宿泊・飲食も減少

厚生労働省が12月26日発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.28倍で、前月から0.02ポイント低下した。原材料費の高騰を受けて求人を控える動きが広がった。堅調だった宿泊・飲食サービス業が前年同月比でマイナス12.8%と下がり幅が最大となったほか、製造業も10.5%下がった。11月の有効求職者数は前月比0.2%上昇した一方、有効求人数は1.5%減少した。
総務省が同日発表した11月の完全失業率は2.5%で前月と同水準だった。

3年以内の相続登記の義務「知らない」67% 新制度控え

法務省は12月26日、不動産を相続したことを知ってから、3年以内の登記が義務となる新しい制度の認知度調査の結果を公表した。この新制度が始まる2024年4月1日まで3カ月余りに控えているが、制度を「全く知らない」「よく知らない」と回答した人は合わせて67%に上った。全体の3分の2が知らない結果となった。申請しない場合の過料の規定もおよそ8割は知らなかった。
新制度のもとでは、相続人が多数であるなどの正当な理由がある場合を除き、3年以内に登記をシないと10万円以下の過料が科される可能性がある。2024年4月より前に相続した場合も対象になる。
調査は2023年8月にインターネットで実施。対象は20代以上で、本人や配偶者、親が不動産を所有している男女合わせ1万4,100人から回答を得た。

島津製作所 CGHとシンガポールで共同研究ラボ開設

島津製作所(本社:京都市中京区)は12月25日、シンガポールののチャンギ総合病院(CGH)と同社のアジア統括会社Shimadzu(Asia Pacific)Pte.Ltd.(以下、SAP)が開設した共同研究ラボ「Shimadzu-CGH Clinomics Centre」に2023年2月から血液検査プロジェクトによる高血圧症の診断支援事業を開始したと発表した。これまでに同ラボの検査結果の迅速な提供により、治療効果の向上に貢献しているという。

タイ政府 日系自動車4社が5年でEVに6,200億円投資

タイ政府は12月25日、日系自動車メーカー4社(トヨタ自動車、ホンダ、いすゞ自動車、三菱自動車)が、今後5年で電気自動車(EV)の現地生産へ合わせて1,500億タイバーツ(約6,200億円)投資する計画だと発表した。日本勢はタイの自動車市場で高いシェアを持つが、EVでは中国勢に遅れを取っており、巻き返し策が注目されている。

IHI 天然ガス熱分解による水素製造試作機での実験開始

IHIは12月25日、横浜事業所で12月から天然ガス熱分解による水素製造試作機の実験を開始すると発表した。水素製造量10kg/日相当の運用を開始し、商用化に向けた様々な基礎データの取得を始める。
この水素製造技術は、天然ガスを加熱し水素と固体の炭素に分解する技術。従来の水蒸気改質による水素製造技術に比べ、単位当たりの水素を生成するために必要なエネルギーが約4割削減できるという。また、炭素は90%以上を固体で回収されるため、CO2排出量の大幅な削減が期待される。触媒には鉄鉱石を使用し、鉄鉱石のハンドリングにはIHIが長年保有してきた流動層技術を活用することで、最大100トン/日の水素製造を目指す。