お笑いコンビ、「今いくよ・くるよ」の今くるよ(本名・酒井スエ子)さんが5月27日、膵(すい)がんのため、大阪市内の病院で亡くなった。76歳だった。28日、吉本興業が発表した。
高校時代の同級生で同じソフトボール部だった今いくよさんとのコンビ漫才「今いくよ・くるよ」は、幅広い年代層に支持され、1980年代の漫才ブームの一翼を担った。とりわけ”どやさ”などのギャグはじめ、軽妙漫才が親しまれた。相方の今いくよさんは胃がんのため9年前に亡くなっている。
塩野義 グラム陰性菌治療薬「Fetroja」を台湾で販売開始
京大と住友林業 世界初の木造人工衛星「LignoSat」完成
京都大学と住友林業は5月28日、2020年4月より取り組んできた「宇宙木材プロジェクト」で、約4年かけて開発した木造人工衛星(LignoSat)が完成したと発表した。6月4日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)へ引き渡す。
これは1辺が100mm角のキューブサットと呼ばれる超小型の衛星で、NASA/JAXAの数々の厳しい安全審査を無事通過。世界で初めて宇宙での木材活用が公式に認められた。今年9月に米国フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げ予定のスペースX社のロケットに搭載し、国際宇宙ステーション(ISS)に移送する。ISS到着から約1カ月後に「きぼう」日本実験棟より宇宙空間に放出される予定。