東京地裁は12月27日、生物兵器製造に転用できる装置を無許可で輸出したとして起訴され、勾留の後、その後取り消された大川原化工機(所在地:横浜市)の社長らが損害賠償を求めた訴訟で、国と東京都に賠償を命じる判決を下した。
手柄を立てたい”功名心”に駆られ、「起訴し有罪にする」との結論ありきで、捜査が進められた形跡があるという。当事者にとっては最悪の、理不尽な目に遭い、犯罪者に仕立て上げられるところだった。
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井上尚弥 2階級4団体統一王者の快挙! 史上2人目
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一戦は12月26日、東京・有明アリーナで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング機構(WBO)王者の井上尚弥(大橋)が、世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)王者のマーロン・タパレス(フィリピン)に10回1分2秒、KO勝ちし、4団体統一王者となった。この結果、井上は2022年12月のバンタム級4団体統一王者に続き、今回のスーパーバンタム級を合わせ2階級4団体統一王者となった。2階級での4団体統一王者はテレンス・クロフォード(米国、スーパーライト級、ウエルター級)に次いで史上2人目の快挙。井上の戦績は26戦全勝(23KO)となった。
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3年以内の相続登記の義務「知らない」67% 新制度控え
法務省は12月26日、不動産を相続したことを知ってから、3年以内の登記が義務となる新しい制度の認知度調査の結果を公表した。この新制度が始まる2024年4月1日まで3カ月余りに控えているが、制度を「全く知らない」「よく知らない」と回答した人は合わせて67%に上った。全体の3分の2が知らない結果となった。申請しない場合の過料の規定もおよそ8割は知らなかった。
新制度のもとでは、相続人が多数であるなどの正当な理由がある場合を除き、3年以内に登記をシないと10万円以下の過料が科される可能性がある。2024年4月より前に相続した場合も対象になる。
調査は2023年8月にインターネットで実施。対象は20代以上で、本人や配偶者、親が不動産を所有している男女合わせ1万4,100人から回答を得た。