地球温暖化対策を話し合う第27回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP27)が11月6日午後7時からエジプト・シャルム・エル・シェイクで開幕した。会期は18日まで。7〜8日の首脳級会合には約100カ国・地域の出席が見込まれている。議長国・エジプトによると、会期中4万人超が参加する。
今回の会合は①異常気象の被害が多い途上国に対して先進国が支援を拡充できるか②気温上昇の抑制へ、当面2030年までの対策の強化−などが焦点となる。ただ、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格、穀物価格の高騰に端を発した世界的な大幅なインフレによる景気の減速下で、先進国や主要CO2(二酸化炭素)排出国もそれぞれ自国の民政の安定に注力しなければならない。それだけに、途上国支援の拡充や、脱炭素への対策強化に一致したメッセージを打ち出せるのか、協議の行方は全く不透明だ。
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オリックスの御堂筋優勝パレードに30万人が熱狂
パ・リーグを連勝し、26年ぶりで日本一に輝いたオリックスが11月3日、大阪市の御堂筋で優勝パレードを実施した。主催者発表で30万人の観衆とともに、日本一を祝った。
この日から始まった恒例の冬の風物詩、御堂筋ライトアップ「大阪・光の饗宴2022」の点灯セレモニーに参加した後、オープンカーとバスに分乗し、約1kmをパレードした。中島聡監督、選手会会長の吉田正尚、エースの山本由伸、日本シリーズMVPの杉本裕太郎ら有力選手らが勢揃い、詰めかけたファンの声援に応えた。
歩行者天国のイベントの中で行われただけに、選手らと4、5mの近さで声を掛け合えたりできたことに、遠方から駆けつけたファンを含めパレード目当てに訪れた人らは感激していた。御堂筋での優勝パレードは2005年の阪神以来17年ぶり。
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22年企業承継「同族継承」65.79% 継続性に?
東京商工リサーチ全国の企業17万2,176社社を対象に行った分析・まとめによると、企業承継の「後継者あり」と回答した6万9,030社のうち4万5,417社(構成比65.79%)が息子・娘などの「同族継承」だった。
次いで、社外の人材に継承を委ねる「外部招聘」が1万1,760社(同17.04%)、従業員に承継する「内部昇進」が1万1,539社(同16.72%)と続いた。外部招聘および内部昇進いずれも20%に届かなかった。
一般に事業の継続性を考えた場合、同族継承の限界や弊害が指摘され、その際、能力のある外部からの人材招聘や内部の優れた人材に委ねることが推奨されることが多い。だが、そうした比重はまだまだ小さいことがうかがわれる。