電子情報技術産業協会(JEITA)によると、8月のパソコン(PC)国内出荷台数は前年同月比12%減の43万8,000台だった。国内出荷台数が前年同月を下回るのは5カ月連続。種類別ではノートPCが11%減の37万台、デスクトップPCが16%減の6万8,000台だった。法人と個人向け両方で減少傾向が続いている。
全体の出荷金額は9.4%減の518億円だった。7月に続き前年同月を下回った。
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塩野義コロナ治療薬 重症化リスクの患者にも抑制効果
塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は9月19日、同社の経口投与タイプの新型コロナウイルス治療薬「ゾコーバ」が重症化リスクの高い患者にも抑制効果があることを確認したと発表した。ゾコーバは軽症や中等症の患者向けの経口治療薬で、重症化リスクの高い患者への効果は示されていなかった。
今回行った臨床試験(治験)で、別の薬で十分な効果が得られなかった患者にゾコーバを投与したところ、67%の患者でウイルス量が基準値以下まで下がったという。ゾコーバを21人の患者に1日1回、5日間投与した結果、14人のウイルス量が基準値以下となり、6日目までにすべての患者の症状が改善し、重症化したり死亡したりした患者がいなかったとしている。
また、別の治験で息切れ、集中力や思考力の低下といったコロナ後遺症を1年以上にわたり抑える効果があることも確認したと発表した。