2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に参加する国・地域が一堂に会した初の国際会議が10月25、26日、大阪市内で開かれた。同会議には参加を表明している計142カ国・地域のうち、世界中から100を超える国や地域の責任者ら約250人が出席した。
参加各国で大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を共有してもらい、建設工事やスタッフの宿泊などの計画を各国・地域などに説明するとともに、各国に出展に向けた準備の加速を促した。また、万博会場予定地の人工島・夢洲(ゆめしま)を視察した。
岡田直樹万博担当相は「世界150カ国・地域の参加を目標に掲げており、目標達成に向け詰めの努力をしていきたい」としている。
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パナソニック EV充電器シェアサービス
パナソニック エレクトリックワークス社は10月24日、電気自動車(EV)充電器のシェアリングサービス「エブリワ・チャージャー・シェア」を開始すると発表した。EVユーザーがコンビニエンスストアなどに設置された充電器をスマートフォンアプリから予約して利用できるようにする。
11月29日よりEVチャージャーのシェアリングサービスを開始し、EVチャージャーを設置するホストの募集を始める。普通充電器の15%が登録するサービスに育てたい考え。決済システムでみずほ銀行と、充電器周辺での物損事故などに対応する保険で損害保険ジャパンと連携する。商業施設や自治体などが設置するEV充電器とEVユーザー双方に登録してもらい、サービスの拡大を図る。
豊田通商 ペットボトルの水平リサイクル本格稼働
豊田通商は10月24日、豊通ペットリサイクルシステムズ(本社:滋賀県蒲生郡日野町)が10月初旬よりペットボトルの水平リサイクル工場の本格稼働を開始、22日に同工場の開所式を行ったと発表した。同工場では年間約4万トンの飲料ボトル用リサイクルペット樹脂の生産を目指している。
豊通ペットリサイクルシステムズは2020年、豊田通商、ウツミリサイクルシステムズ、中央倉庫などの共同で設立された。
日本では販売されたペットボトルの96.7%が回収され、88.5%がリサイクルされている。ただ、ペットボトルからペットボトルへ水平リサイクルされている割合は15.7%にとどまっている。多くは衣料・副資材など多用途へ展開されているのが実情。
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物流施設の自動化・制御・管理で8社が共同実証
大和ハウスグループのフレームワークス(本社:東京都港区)など物流関連事業8社は10月24日、物流施設における自動化機器の制御・管理システムに係る標準化や、商慣行に係る業務対象物の標準化のモデルケース創出に共同で取り組む実証実験を開始すると発表した。
これは経済産業省の公募事業、令和4年度「流通・物流の効率化・付加価値創出に係る基盤構築事業(物流施設におけるサプライチェーン横断的な自動化機器の効果的導入・活用事例の創出)」の採択を受けたもの。
同事業に参画するのはフレームワークスはじめ、アンシェル(本社:東京都港区)、FAプロダクツ(本社:東京都港区)、オフィスエフエイ・コム(本社:栃木県小山市)、キリンビバレッジ(本社:東京都中野区)、日立物流(本社:東京都中央区)、BIPROGY(本社:東京都江東区、旧 日本ユニシス)、Mujin(本社:東京都江東区)の8社。
マツキヨココカラ 香港にコーズウェイベイ店,4店目
ドラッグストア・調剤薬局を展開するマツキヨココカラ&カンパニー(本社:東京都文京区)は10月21日、香港で松本清香港股份有限公司(以下、マツモトキヨシ香港)を通じ、4号店目となる「マツモトキヨシ コーズウェイベイ店」を同日オープンすると発表した。同店舗はマツモトキヨシの旗艦店として香港島随一のショッピングエリア、コーズウェイベイ ハンルンセンター内に出店。
同店のコンセプトは”Tokyo CHAOS”。香港にいながら、TOKYOを感じてもらう、Tokyo Culture Japan Beauty体験型ショップ。売場面積は約792㎡。営業時間は日曜〜木曜日は11時〜22時、金曜・土曜日は11時〜23時。取扱商品は医薬品、健康食品、衛生用品、日用品、食品。
香港には2022年5月に1号店をオープン、順次2号、3号店まで出店してきた。
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インド・デリー首都圏にディーゼル規制など適用へ
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、インド・デリー首都圏にディーゼル発電聞規制などが適用された。インド大気質管理局(CAQM)は10月19日、デリー首都圏の空気汚染対策として、ステージ2(AQI301以上)の各種措置を即時適用する通達を発出した。
ステージ2対策の主な措置は①建設現場の防塵対策の定期的な検査で厳格な運用②ホテル、レストラン、屋外食堂など炭や薪(まき)の使用禁止③公共電力の安定供給保証④ディーゼル発電機の使用禁止(医療施設、空港、鉄道駅、軍事施設など緊急を要する、あるいは日常生活に不可欠なサービスは対象外)。
CAQMの行動計画では空気汚染がさらに悪化した場合、建設工事の減速停止などを課すステージ3、トラックのデリー市内通行の原則禁止などを課すステージ4についても定めている。