米商務省は12月20日、米国が主導し日本、オーストラリア、インドなど14カ国が参加する新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の閣僚が、19日にオンラインで協議したと発表した。その結果、2023年2月8〜11日の日程で2回目の交渉官会合をインドで開催することを確認した。IPEFの初の交渉官会合はすでに12月中旬、オーストラリアで開かれ貿易分野を中心に協議が行われている。
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日本の労働生産性 OECD38カ国中27位と過去最低
日本生産性本部が12月19日発表した2021年の労働生産性の国際比較によると、日本の1時間あたりの労働生産性は49.9ドルで経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中27位となった。これは比較可能な1970年以降、最も低い順位。
日本は、経済成長率は上昇したものの、新型コロナ禍からの経済正常化に伴い、労働時間が増えたことが生産性の下押しにつながったという。
1位はアイルランドで、139.2ドル、2位はルクセンブルクで119.2ドル。いずれも法人税率が低く、外資企業が数多く立地する。先進7カ国では米国の7位(85.0ドル)が最高だった。
労働生産性は、働く人が一定の時間内にどれだけモノやサービスを生み出したかを指標化したもの。