ラピダス imecと次世代半導体開発で連携 経産相

西村康稔経済産業相は4月4日、最先端半導体の国内生産に取り組むラピダスが、ベルギーに本拠を置く国際的な半導体の研究機関「imec(アイメック)」と、次世代半導体の露光技術の開発で連携することで契約を締結したことを明らかにした。ラピダスは、アイメックとは2022年12月に連携することで基本合意に達していたが3月29日、パートナー契約を締結した。
ラピダスは2027年をめどに回路線幅が2ナノ(ナノは10億分の1)メートル相当の半導体の量産を計画している。アイメックは米国インテル、台湾のTSMCなど世界の先端半導体大手が研究者を派遣している研究機関。

ヤマハ フィリピンで楽器・音響機器販売会社を設立

楽器・音響機器のヤマハ(本社:静岡県浜松市)は4月3日、フィリピン・マニラ首都圏マカティ市に新たな販売現地法人「Yamaha Music Philippines Inc.」を設立したと発表した。同新会社の資本金は1億2,000万フィリピンペソで、ヤマハが全額出資する。10月に営業開始の予定。売上目標は設立5年目で40億円。

三菱UFJ銀行 インドのDMI Finance社へ317億円出資

三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)は4月3日、連結子会社三菱UFJ銀行が、インドでデジタル金融サービスを提供するノンバンク事業者のDMI Finance Private Limited(以下、DMI Finance社)への191億3,500万インドルピー(約317億円)出資契約を締結したと発表した。DMI Finance社は、インドで主としてコンシューマー向けのデジタルレンディング事業を展開するノンバンク。

トヨタ CPとタイでのカーボンニュートラルで協業

トヨタ自動車は4月3日、Charoen Pokphand Group(以下、CP)、Commercial Japan Partnership Technology(以下、CJPT)の3社が、タイにおける「カーボンニュートラルの実現に向けた協業を進めるべく、基本合意書を締結したと発表した。
養鶏場のバイオガスから水素を製造、カーボンニュートラル試乗会を開催し、今回さらに協業範囲を広げ、エネルギー、データ、モビリティの3領域で、タイの資源を活かし、タイならではのカーボンニュートラルへの取り組みを進めていくことで合意に至った。年内に社会実装の成果を出すことを目標としている。

日本 インドネシアの国土強靭化等に436億円の借款

日本政府は、インドネシアの水力発電所建設と災害に対する強靭化促進計画の2件に総額436億2,900万円を限度とする借款を供与する。この内訳はアチェ州の水力発電所、関連送配電施設の建設(プサンガン水力発電所建設計画)(第二期)で136億2,900万円、災害に対する強靭化促進・管理プログラム・ローン(第三期)で300億円。
水力発電所の建設により、アチェ・北スマトラ系統の電力需給逼迫の緩和および供給の安定を図る。また、自然災害が頻発する同国で災害への対応能力を高め、強靭な社会・経済の実現に寄与する。

阪大G 自己免疫疾患 症状悪化の原因たんぱく質特定

大阪大学などの研究グループは、関節リウマチをはじめとした自己免疫疾患について、症状を悪化させる原因となるたんぱく質を特定し、その働きを抑える薬の成分をマウスの実験で発見したと発表した。自己免疫疾患は、免疫の異常によって関節や皮膚などの組織が攻撃され、炎症などが起きる病気。このうち関節リウマチは国内におよそ80万人の患者がいると推計されている。
グループは免疫を活性化させる「COMMD3/8複合体」と呼ばれるたんぱく質を、体内でつくり出せないようにしたマウスでは関節炎の進行が抑えられ、このたんぱく質が自己免疫疾患の悪化に関わっていることが分かったという。さらに炎症を抑える目的に使われている漢方薬の原料「ライトコウ」の主要成分「セラストロール」をマウスに投与したところ、このたんぱく質の働きが抑えられ、実際に症状の悪化を防ぐ効果も確認されたとしている。

22年の救急車の出動 最多の722万件 コロナで要請増

総務省消防庁は3月31日、2022年の救急車の出動件数(速報値)が前年比16.7%増の722万9,838件で過去最多だったと発表した。初めて700万件を突破。搬送人数も621万6,909人で最も多くなった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、全国で救急要請が急増した。
都道府県では岩手(8.7%増)を除く46都道府県で10%超の伸びを記録した。搬送者を年代別にみると、65歳以上の高齢者が全体の62.1%にあたる386万2,874人。

高速道路3社 SA,PAでEV向け充電設備3年間で倍増

西日本、東日本、中日本の高速道路3社は電気自動車(EV)の官民の普及促進計画を受け、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)で2025年度までにEV向けの急速充電設備の口を3社合わせて1,100個整備する計画を明らかにした。
現在3社では3月末までに急速充電設備の口数を511個に増やす予定で、2023年度〜2025年度の3年間で倍増させる。このほか、3社では2024年度からETC利用車を対象に、充電のためいったん高速道路を降りた後、指定の時間内に再び戻れば追加の料金がかからないようにする新たなサービスを検討しているという。

ジャックドールが大阪杯制す 武豊騎手最年長G1V

競馬の第67回大阪杯(G1、2000m芝、16頭出走)が4月2日、兵庫県宝塚市の阪神競馬場で行われ、2番人気のジャックドール(武豊騎乗)が絶妙の”逃げ”でレースを進め、1分57秒4で逃げ切り優勝した。同馬は重賞3勝目でG1初勝利を挙げ、1着賞金2億円を獲得した。
武豊騎手はこのレース8勝目、G1昇格後は2勝目。自らのG1最多勝記録を80勝に伸ばした。54歳19日でのG1勝利は、岡部幸雄元騎手の53歳11カ月を抜いて最年長記録となった。藤岡健一調教師はこのレース初勝利。