五洋建設、東洋建設、りんかい日産建設の3社に、インドネシアのPP社、ウィジャヤ・カルヤ社、ジャヤコン社の3社を加えた共同企業体は10月27日、インドネシア運輸省海運総局からパティンバン港開発事業(第一期フェーズ2)パッケージ6コンテナターミナルNo.2建設工事を受注したと発表した。受注金額はJVで約484億円。工期は約34カ月で、2025年10月に竣工予定。この事業は国際協力機構(JICA)の有償円借款により実施されるプロジェクト。
パティンバン港は、タンジュンプリオク港と並ぶ国際貿易拠点として、ジャカルタ東部に新たに建設。2021年より供用が開始された。今回の事業は同港のコンテナターミナル、自動車ターミナルなどで手掛ける拡張工事。
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川崎車両 NY交通局地下鉄車両640両を追加受注
川崎車両(東京本社:東京都港区)は10月27日、米国現地法人Kawasaki Rail Car,Inc.(KRC、所在地:ニューヨーク州ヨンカース市)を通じてニューヨーク市交通局(NYCT)より新型地下鉄電車「R211」640両を追加受注したと発表した。追加分の契約金額は約17億米ドル(約2,581億円)。車両の構体製作をリンカーン工場(所在地:ネブラスカ州)、機器取付・最終組立および機能試験をリンカーン工場よヨンカース工場(所在地:ニューヨーク州)の2カ所で行い、2025年から2026年にかけて納入する予定。
今回の追加発注は2018年に受注したベース契約535両に付随するオプション契約640両が行使されるもの。これにより、R211の受注総数1,175両、契約総額は約32億米ドル(約4,674億円)になる。
今回の追加車両の発注以外に本契約以外に、本契約には最大437両のオプションが残されており、オプションすべてが行使された場合は、生産総数1,612両、受注金額は約41億米ドル(約5,973億円)と、同社における過去最大規模の鉄道車両案件となる。