コカ・コーラボトラーズジャパンは3月18日、富士電機と共同開発した水素発電で動く自動販売機を大阪・関西万博の会場(所在地:大阪市此花区)内に設置した。稼働時に二酸化炭素(CO2)を排出しないのが特徴で、水素で動く自販機は世界初という。同日、大屋根リングの下に設置された。
水素で動く自販機は、本体の横に水素カートリッジを18本入れた発電機を備え、水素と酸素を化学反応させ発電する。会期中、富士電機が定期的に水素カートリッジを交換し、水素を充填するという。
知事の告発者対応「違法」パワハラ10件認定 兵庫第三者委
大谷弾などドジャースが連勝 MLB東京シリーズ 観客魅了
米大リーグのドジャースとカブスによる開幕2連戦「MLB東京シリーズ」が3月18、19の両日、満員に膨れ上がった東京ドームで行われ、ドジャースが連勝した。ドジャースに大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、カブスに今永昇太、鈴木誠也が所属、日本人メジャー選手5人が顔を揃えた。戦前は、とりわけ初戦は山本、今永両先発投手の投げ合いが注目された。第2戦も、年齢制限によりマイナー契約でスタートした佐々木が1軍に昇格し、予定通り先発した。
初戦は山本が5回1失点で勝ち投手となり、今永も4回無失点と好投した。第2戦はメジャーデビュー登板となった佐々木が初回160キロ台を連発し上々のスタート。ただ、3回で56球を投げ、制球に苦しみ5四球で押し出しで初失点し、もろさも見せた。2試合とも2番指名打者として出場した鈴木は快音お預けで、2戦連続で無安打に終わった。大谷は初戦、チーム初安打を放ち、逆転の口火を切ったほか、第2戦で早くも今季1号アーチをかけ、2戦通算で8打数3安打だった。観客は日本人選手に、とりわけ大谷選手の一挙手一投足に注目、熱い声援を送っていた。
米ウーバータクシー 数年内に日本で自動運転サービス展開
訪日客30年に6,000万人目標 首相 観光立国計画の策定指示
大阪ガス インドで合弁で再生可能エネルギー事業に参画
大阪ガス(本社:大阪市中央区)は3月18日、Daigasグループとして初めてインドでの再生可能エネルギー事業に参画すると発表した。大阪ガスは、子会社のOSAKA GAS SINGAPORE PTE LTDを通じて商業および工業需要家向け再エネ供給事業でインドにおけるリーディングカンパニー、Clean Max Enviro Energy Solution(以下、Clean Max)と、国際協力銀行(以下、JBIC)と共に取り組む。
大阪ガスは、Clean Maxとともに新会社、Clean Max Osaka Gas Renewable Energy Pvt.Ltd.(CORE)を設立。インドですでに参画済みの都市ガス事業と併せて、インドでのエネルギー事業をさらに拡大するとともに、インドの経済成長と脱炭素推進に貢献する。
大阪ガスは、Clean Maxとは今回の協業をきっかけに再エネ事業の拡大に加え、将来的にグリーン水素やe-メタン等の新エネルギーの可能性などさらなる協業深化を検討していく。
新車の再生プラ31年に15%以上に目標設定 産官学事業体
大分空港の愛称「ハローキティ空港」に 万博期間限定で
JALとNEC 羽田空港地区で自動運転バス活用に向け実証実験
日本航空(本社:東京都品川区、以下、JAL)と日本電気(本社:東京都港区、以下、NEC)は3月17日、羽田空港整備地区で自動運転バスの実証実験を開始すると発表した。期間は3月17〜25日。使用車両はTIER Ⅳ(ティアフォー)社のMinibus。最大時速35km、1回の充電で約200kmの走行が可能。自動運転「レベル4」を想定して開発進めた車両だが、「レベル2」で実証実験する。
今回の実証実験で①NECの顔認証技術を活用した顔認証乗車システム②NECの遠隔見守りシステムを活用した走行状況のリアルタイム確認やバス社内外の安全確認③NECの学習型メディア送信制御技術を活用し、電波環境の悪いエリアでの見守りーーなどを検証する。
公示地価 4年連続上昇 全国平均2.7% バブル後最高
国土交通省が3月18日発表した2025年の公示価格(1月1日時点)は、全用途の全国平均が前年比2.7%上昇した。4年連続の上昇で、伸び率も前年の2.3%から拡大し、バブル後の1992年以降で最高となった。
全国の調査地点のうち67.6%で上昇した。用途別では商業地が3.9%、住宅地が2.1%上昇した。いずれも4年連続のプラスで上昇率も拡大した。地域別では東京、大阪、名古屋の3大都市圏の全用途平均が4.3%上昇した。地方圏の上昇率は1.3%だった。
全国の最高価格は19年連続で東京都中央区の山野楽器銀座本店で、1㎡あたり6,050万円。大阪圏の最高価格は大阪市北区のグランフロント大阪南館の2,430万円だった。外国人スキー客に人気の長野県白馬村、浅草のある東京都台東区など観光地の上昇率が高かった。一方、能登半島地震の影響で、石川県の被災地域が全国の下落率上位を占めた。