国際統括団体ワールドラグビー(WR)が、日本をアジア初の強豪グループに認定することが分かった。従来の強豪10カ国に日本を加えた11カ国が新設の「ハイ・パフォーマンス・ユニオン」に指定される。5月11日の理事会で審議、正式決定される。強豪国に新たな国が加わるのは約20年ぶり。2019年のワールドカップ(W杯)日本大会の成功や、同大会で初の8強入りしたことが評価されたとみられる。
雨中のNHKマイルカップ シャンパンカラーがG1初制覇
競馬の第28回NHKマイルカップ(G1、1600m芝、17頭出走)は5月7日、強い雨が降り続く中、東京・府中の東京競馬場で行われ、9番人気のシャンパンカラー(内田博幸騎乗)が1分33秒8で優勝し、G1初制覇するとともに、1着賞金1億3,000万円を獲得した。内田騎手はこのレース2勝目で、田中剛調教師は初勝利。
道中、後方に待機していたシャンパンカラーは最後の直線で外へ持ち出すと、力強く伸び先行集団を次々と交わし先頭へ躍り出た。そのままゴールを目指し、大外を鋭く追い込んだ8番人気のウンブライルを頭差抑えた。3番人気のオオバンブルマイがさらに1馬身1/4差の3着に入った。1番人気のカルロヴェローチェは5着に終わった。
福島原発処理水 韓国視察団の現地派遣で日韓合意 懸念払拭へ
日韓首脳 未来志向で関係深化を 12年ぶりシャトル外交再開
岸田文雄首相と韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は5月7日、ソウルの韓国大統領府で会談した。会談では①未来志向で関係を深める②福島原発の処理水放出をめぐり、韓国から視察団を派遣する③北朝鮮のミサイル対応で抑止力を強化するーなどを協議した。この結果、日韓関係について「改善の動きが軌道に乗った」との認識で一致した。また、核・ミサイル開発を推進する北朝鮮に対抗するため、安全保障協力を深める方針も確認した。尹大統領は「両国の歴史問題が完全に解決されない限り、未来の協力に一歩も踏み出せないという認識から抜け出さなければいけない」と述べ、歴史問題より未来の協力を強調した。
日韓首脳が互いの国を訪問し合う「シャトル外交」は12年ぶりの再開となった。岸田首相は尹大統領を5月19〜21日の主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)に招待した。
1〜3月特殊詐欺29.5%増の4,533件, 被害額27.9%増の93億2,000万円
浦和 ACL3度目V 大会史上最多 アルヒラルの猛攻退ける
チャールズ英国王 70年ぶり戴冠式 各国首脳ら約2,000人出席
英国のチャールズ国王の戴冠式が5月6日、午前11時(日本時間午後7時)からロンドンのウエストミンスター寺院で行われた。式典には各国の首脳や王族ら約2,000人が出席、新時代の幕開けを祝った。日本から秋篠宮ご夫妻が参列された。1953年、70年前に行われたエリザベス女王の戴冠式には約8,000人が出席していた。戴冠式は同国で1,000年以上続く伝統的な儀式。チャールズ国王は英国の統治を「厳粛に約束する」と宣誓した。
今回の式典は、国際的な社会情勢や国内な経済情勢を考え合わせ、多様性やコスト抑制に配慮したものとなった。情勢聖職者や、イスラム、ヒンズー、シーク、ユダヤ各教の代表が進行に携わり、多様性を重視したほか、君主制に懐疑的な超えた物価高による国民生活の苦境に配慮し、豪華さや極力華美を排除して経費を抑えたとみられる。