4月1日に施行された改正道交法により、自転車に乗る人のヘルメット着用が全年齢で努力義務となった。罰則はないものの、警察はもしもの事故に遭遇した際の、頭部(脳)へのダメージや後遺症を軽減する手段として、着用を呼び掛けている。
警察庁によると、2022年に全国で起きた自転車に乗った人の交通事故で、死傷者の着用率は9.9%にとどまっている。世代別では小学生が25.0%、中学生が39.1%、高校生が7.5%、65歳以上はわずか3.6%だった。
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全国で”ごみ屋敷”過去5年間で5,200件余 環境省調査
環境省が行った全国調査によると、悪臭や害虫の発生原因となる、”ごみ屋敷”が過去5年間で全国で5,200件余に上ることが確認された。
環境省はごみ屋敷の現状について2022年9月、全国の自治体1,741市区町村を対象にアンケート調査を実施。今回初めて自治体が把握しているごみ屋敷の件数について聴いた。
過去5年間で全体の38%にあたる661の自治体が把握していると回答し、件数は5,224件に上った。都道府県別では東京都が880件、愛知県が538件、千葉県が341件。また、全体の5.8%にあたる101の自治体がごみ屋敷に対応する条例などを制定し、26の自治体は実効性を持たせるなどの理由で罰則規定を設けていた。