大阪府阪南市は1月6日、乗り合い型タクシーで送迎サービスを行う、デマンド交通の試験運行を始めると発表した。デマンド交通のシステムを手掛けるアイシンと連携協定を締結している池田泉州ホールディングスも住民周知などで協力する。試験運行は1月6日から2月28日まで。
赤字の地域のコミュニティバス事業に代わるものとして想定されているデマンド交通では、利用者は事前予約で乗降したい停留所を指定。一つの車両に乗り合って、それぞれの目的地へ向かう。デマンド交通で新会社の設立を目指す池田泉州HDは、停留所になり得る地域のスーパーや病院などの事業者から得る協賛金で収益化したい考え。
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パナソニック「フレイル対策コンソーシアム」参加
パナソニックホールディングス(本社:大阪府門真市)は1月5日、産官学の連携でフレイルの予防改善モデルの構築および社会実装を目指す「フレイル対策コンソーシアム」(事務局:ネコリコ、JDSC)に参加したと発表した。
フレイル対策コンソーシアムは2021年7月、中部電力(本社:名古屋市)とJDSC(本社:東京都文京区)が発起人となって設立。現在、ライフラインデータ(電力データ等)を用いたフレイルの早期発見・早期予防など複数の取り組みを行っている。
パナソニックは「高齢者を再び元気に」する社会の実現を目指しており、今回の参加を通じて「介護予防」にもサービスを拡大するとともに、パートナー企業との連携を強化していく。