LGBT法成立 罰則がなく実効性の確保が課題 一部議員退席

LGBTなど性的少数者らへの理解増進法は6月16日、参院本会議で可決、成立した。自民党内の一部の議員が採決時、退席した。これは罰則のない理念法で、「性的指向やジェンダーアイデンティティを理由とする不当な差別はあってはならない」と明記した。性的指向などに特化して差別を否定する法律はこれまでなかった。ただ罰則規定がないため、実効性の確保が課題との見方も出ている。

住友倉庫 タイ・レムチャバン地区3期倉庫竣工, 総延床面積3.4万㎡

住友倉庫(本社:大阪市北区)は6月15日、タイ子会Sumiso(LaemChabang)Co.,Ltd.(住倉レムチャバン会社)のタイ・レムチャバン地区における3期倉庫が竣工したと発表した。
3期倉庫の所在地はタイ・チョンブリ県バーンラム郡(ロジャナ工業団地レムチャバン内)、敷地面積約3万2,600㎡、鉄筋コンクリート造平屋建て・高床式2棟、延床面積約1万4,300㎡。1期、2期を合わせた同社のレムチャバン地区における倉庫延床面積は約3万4,000㎡となった。レムチャバン地区はタイ最大の貿易港、レムチャバン港を擁し、周辺には多くの工業団地が立地し、物流需要の旺盛な地区。

処罰要件を明確化した「不同意性交罪」可決, 成立 盗撮も撮影罪で

強制性交罪などの性犯罪規定を見直し、処罰要件を明確化し「不同意性交罪」に名称変更した改正刑法が6月16日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。性交同意年齢を13歳から16歳に引き上げ、16歳未満への行為を処罰する。また、性的部位や下着などの盗撮も「性的姿態撮影罪」として新設した。

経産省 トヨタのEV向け電池開発に約1,200億円の補助金

経済産業省はトヨタ自動車が国内で手掛ける電気自動車(EV)向けのリチウムイオン電池の開発や生産への後押しをするため、およそ1,200億円の補助金を出す方針を固めた。トヨタは2026年までに世界で年間150万台のEVを販売する目標を明らかにしており、車に搭載するリチウムイオン電池の生産能力の拡大が課題になっている。
政府は4月にも、ホンダが大手電池メーカー、GSユアサと共同で建設する工場に対して、およそ1,600億円の補助金を出すことも決めており、EV向け電池の生産体制拡大へ支援を強化する動きが相次いでいる。

くら寿司 6/15上海の大型SCに中国大陸1号店開店 10年で100店舗へ

回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司(本社:大阪府堺市)は6月15日、子会社のKura Sushi Shanghai Co.,Ltd.(以下、上海くら寿司)が同日、中国・上海市に中国大陸1号店をオープンすると発表した。所在地は上海市・中山公園駅に直結する大型ショッピングセンター「龍之夢購物中心」の7階で、店舗名は「くら寿司 上海龍之夢中山公園店」。店舗面積は720㎡で、座席数220席(ボックス43席)。同店では入店から退店まで店員が接することなく食事が可能となる非接触サービス「スマートくら寿司」を海外店舗で初めて完全導入している。
約100兆円の外食市場を抱える中国大陸で、今回の1号店出店を機に10年間で100店舗を展開することを目指し、年内にはさらに2店舗をオープンする予定。

カネカ 新型コロナ, インフルエンザ同時抗原検査キット販売開始

カネカ(本社:東京都港区)は6月14日、新型コロナウイルス抗原とインフルエンザ抗原を1回の検体採取で検査できるキットの製造販売承認を取得し、体外診療用医薬品として5月31日より販売開始したと発表した。希望小売価格は1万9,800円(検査10回分)。同キットは鼻咽頭ぬぐい液または鼻腔ぬぐい液中に含まれる両ウイルス抗原の有無を、約10分の短時間で高い精度で判定できるという。

東亜建設 フィリピン・カビテ州の洪水リスク低減工事を受注

東亜建設工業(本社:東京都新宿区)は6月14日、フィリピンのイクイ・パルコと共同企業体(JV)を組み、同国公共事業道路省より、マニラ首都圏南方に位置するカビテ州で進められる洪水対策プロジェクトを受注したと発表した。受注金額はJV全体で約120億円。工期は約39カ月。
今回受注した工事は日本政府の円借款により進められるもので、サンファン分水路(2.4km)、マリマンゴ分水路Ⅰ(0.5km)、マリマンゴ分水路Ⅱ(0.4km)を建設し、カビテ州産業地域の洪水リスクを低減する。2026年完成予定。

東京工業大 土星の衛星に多量・高濃度のリン発見 生命育む可能性

東京工業大学の関根康人教授らのグループは、土星の衛星「エンセラダス」(直径約500km)の地下にある海から噴出される水にリンが多く含まれることを発見した。リンはDNAや細胞膜をつくるのに必要で、地球の生命に似た生命が育まれている可能性もあるという。研究成果が6月15日、英科学誌ネイチャーに掲載された。
米航空宇宙局(NASA)などの土星探査機「カッシーニ」に搭載された分析機で、衛星の地下海から噴出する微粒子を解析した。その結果、リンの濃度が地球の海水と比べて数千〜数万倍であることが分かった。リンが高濃度で存在する場所を地球外で見つけたのは初めて。