住友商事, 四国電力 カタール国際入札で発電造水事業受注

住友商事(本社:東京都千代田区)と四国電力(本社:香川県高松市)は11月26日、韓国南部電力(以下、KOSPO)とKorea Overseas Infrastructure & Urban Development Corporation(以下、KIND)とともに、カタール送電水道公社(以下、Kahramaa)が実施した国際入札で、Facility E発電造水事業権益を受注。今回4社を代表して住友商事とKahramaaとの間で長期売電売水契約を締結したと発表した。
今後4社はカタール発電造水会社、カタール国営石油公社と共同で事業会社を設立する。これはカタールの首都ドーハから約25km南のRas Abu Fontas地区にある発電所跡地に、天然ガス火力発電所(2,400メガワット)と海水淡水化設備(49.5万トン/日)を新設し、運転する民活型発電造水事業。

JR東海 カーボンニュートラル実現へ水素動力車両開発推進

JR東海は11月26日、政府の2050年カーボンニュートラル政策に呼応、同社が推進している取り組みの一環として、軽油を燃料とする従来の気動車に代わる、水素を燃料とした「水素動力車両」の開発状況を明らかにした。この水素動力車両はHC85系ハイブリッドシステムをベースとし、動力源として燃料電池と水素エンジンを検討している。
今回、水素エンジンハイブリッドシステムの試作機が完成した。これは産業用のディーゼルエンジンをベースにiLabo(本社:東京都中央区)が開発した水素エンジンとJR東海のHC85系で使用している発電機、車両制御装置、蓄電池を組み合わせたシステム。水素エンジンは高い耐久性と出力密度、および高負荷域での高い効率が期待でき、また燃料電池と比較して低い水素純度でも運転できる特長がある。

阪大チーム がん免疫療法の副作用のたんぱく質を特定

大阪大のチームはこのほど、「がん免疫療法」の副作用と関わるたんぱく質を、マウスを使った実験で突き止めたと発表した。論文が科学誌サイエンスに掲載された。同チームは、このたんぱく質の働きを抑えれば、がんを攻撃する免疫細胞によって起きる副作用を軽減できる可能性があるとしている。
免疫細胞には、ウイルスやがんを攻撃して体を病気から守る「キラーT細胞」などと、逆にキラーT細胞などの働きにブレーキをかけて過剰な免疫反応を抑え、結果的にがんを保護することもある「制御性T細胞(Tレグ)」が存在する。免疫療法では、これらの免疫細胞に働きかけ、効果的にがんを攻撃させる複数の薬が開発されているが、全身で炎症が起きるなどの副作用が出やすいことが課題となっている。

上場企業4年ぶり減益 9月中間5.7%減 製造業が不振

東京証券取引所に上場する企業の2024年9月中間決算がほぼ出揃った。最終利益の合計は前年同期比5.7%減の20兆5,722億円で、4年ぶりに前年を下回った。製造業の最終利益は9.1%減の11兆461億円にとどまった。中国の景気減速などが影響し、製造業の落ち込みが目立った。非製造業の最終利益は1.4%減の9兆5,260億円だった。

万博開幕控え25年2月 大阪松竹座「立春歌舞伎」訪日者も

大阪府と大阪市の主催で2025年2月、大阪市中央区の大阪松竹座で「立春歌舞伎特別公演」が行われることになった。2025年4月開幕の大阪・関西万博に合わせ、国内外からの来訪者に大阪の文化や芸術に親しんでもらう事業の一環。大阪府・市などの主催による公演は4回目。
公演は2025年2月1〜16日(7日は休演)で、昼の部の演目は「幸助餅」など、夜の部は「義経千本桜」。料金は1等席1万5,000円など。
中村鴈治郎さん、中村扇雀さん、片岡愛之助さん、中村獅童さん、市川中車さんらが出演する。

レバノン停戦合意 イスラエル・ヒズボラ「60日」発効

米国のバイデン大統領は11月26日、レバノンを拠点とするヒズボラとイスラエルの戦闘を巡り、イスラエル、レバノン両政府が米政府の仲介した停戦案に合意したと発表した。合意は27日午前4時(日本時間27日午前11時)に発効した。
合意では60日の停戦期間を設け、この間にイスラエル軍が段階的にレバノン南部から撤退する。ヒズボラはリタニ川以北へ撤退し、以南にあるヒズボラの重火器は撤去される。
イスラエルとヒズボラの対立は根深く、合意プロセスが順調に進むかは不透明だ。2006年に設けられた国連レバノン暫定軍(UNIFIL)、米国、レバノンの旧宗主国フランスを加え、米国主導で合意の履行状況を監視する。

今季MVP セ・菅野投手, パ・近藤選手 新人王 船迫と武内

プロ野球の「NPBアワーズ」が11月26日、東京都内で開かれた。今季の最優秀選手(MVP)にセ・リーグでは巨人の菅野智之投手(35)、パ・リーグではソフトバンクの近藤健介外野手(31)が選出された。
菅野は15勝3敗の好成績で、4季ぶりのリーグ優勝に貢献した。2014年、2020年に続く3度目の受賞。近藤はパ・リーグでただ一人、3割台の打率を残した。場面に応じて確実性と長打力を両立、発揮できる好打者として評価された。
最優秀新人賞はセ・リーグが巨人の船迫大雅(ふなばかま・ひろまさ)投手(28)、パ・リーグが西武の武内夏暉投手(23)が選ばれた。

マイコプラズマ肺炎 全国の患者数引き続き過去最多更新

国立感染症研究所のまとめによると、11月17日までの1週間に全国およそ500カ所の医療機関から報告されたマイコプラズマ肺炎の患者数は、1医療機関あたり前の週から0.41人増え2.84人と、これまで最も多かった10月下旬の2.49人を上回り、現在の方法で統計を取り始めてから最も多くなった。
都道府県別にみると、最も多いのが福井県で8.83人、次いで青森県で5人、茨城県の4.92人、京都府の4.71人、北海道の4.59人と続く。大都市部でも愛知県で4.33人、東京都で4.32人、大阪府で3.17人などとなっている。
マイコプラズマ肺炎は子どもに多い細菌性の感染症で、飛沫や接触で広がる。感染すると発熱、前身の倦怠感、頭痛、せきなどの症状が出る。

首都圏地盤のオーケー 関西に初出店 スーパーの競争激化

首都圏が地盤の格安スーパー、オーケー(本社:横浜市)が11月26日、大阪府東大阪市に進出、関西初出店となる「オーケー高井田店」を開業した。高井田店周辺は同業のライフや万代などが立地するスーパー激戦地区だ。しかし、オーケーは関西は魅力ある市場と捉え、今後も大阪府下や兵庫県を中心に出店を進める計画だ。オーケーは東京など1都3県に156店舗を構える、低価格が”ウリ”の有力スーパーだ。

京都・南座で師走恒例の吉例顔見世興行「まねき上げ」

京都に師走の訪れを告げる京都・南座の恒例の歌舞伎公演「吉例顔見世興行」(12月1〜22日)を前に、出演する役者名を書いた看板を劇場正面に飾る「まねき上げ」が11月26日、行われた。この日、人間国宝・片岡仁左衛門さんのまねきが掲げられ、出演者全員のまねきが揃った。
太く丸みを帯びた「勘亭流」と呼ばれる独特の書体で書かれたまねき(看板、縦1.8m、横30cm)は」59枚。南座では、劇場関係者らが清めの塩をまき、手締めを行った。