大阪の春の恒例行事、造幣局(所在地:大阪市北区)の「桜の通り抜け」が4月5日、始まった。全長560mの会場の142品種、340本の桜は、同日時点で開花状況は3割程度だが、品種によっては見ごろ迎えているものあり、訪れた家族連れ、グループ、カップルらは、温かな陽射しの中、様々な桜を楽しんで写真に収めていた。
造幣局が毎年選ぶ”今年の花”は「蘭蘭(らんらん)」という品種。白い花が枝の先に密集して咲くのが特徴で、数日後には見ごろという。
入場には事前の申し込みが必要。11日までの期間中、30万人余りが訪れると見込まれている。