古代ローマ ”ファルネーゼのアトラス”イタリア館に 初公開

世界的な文化遺産として知られる古代ローマ時代の大理石の彫刻、”ファルネーゼのアトラス”が、大阪・関西万博のイタリアパビリオンに到着、4月4日、会場で設置作業が行われた。同作品が日本で公開されるのは初めて。
ファルネーゼのアトラスは、ギリシャ神話の神「アトラス」が天球儀を肩に担ぐ様子を表した彫刻。古代ローマ時代、西暦150年ごろの作品とされ、高さおよそ2m、重さ2トン。イタリアのナポリ国立考古学博物館が所蔵する。