fujishima のすべての投稿

「Mr.プロ野球」長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督死去, 89歳

プロ野球・読売巨人軍の選手、監督として活躍し、「ミスタープロ野球」と呼ばれた長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が6月3日午前6時39分、肺炎のため、都内の病院で死去した。89歳だった。
野球選手の枠を超え、老若男女幅広い層で知名度が高く、ファンを魅了した。2004年3月、脳梗塞を発症。それでも懸命にリハビリに打ち込み、回復に努めた。2013年に巨人軍で指導した松井秀喜さんとともに、国民栄誉賞を受賞。2021年秋、野球界から初となる文化勲章を受章した。

川崎重工など3社 液化水素運搬船の建造体制構築で協業

川崎重工(神戸本社:神戸市中央区)、今治造船(本社:愛媛県今治市)、ジャパンマリンユナイテッド(本社:横浜市西区)の3社は6月2日、川崎重工が設計・建造する液化水素運搬船の後続船の建造体制構築に向け、共同検討を開始すると発表した。各社が持つ液化水素運搬船建造に必要な設備、人材などのアセットを相互に有効活用する。
液化水素運搬船は、大量の水素を国内に輸送することを可能にし、液化水素サプライチェーンの構築で重要な役割を果たすことが期待されている。

元横綱白鵬の引退届 相撲協会が臨時理事会で容認

大相撲の元横綱白鵬・宮城野親方(40)が各界を離れることになった。日本相撲協会は宮城野親方から届け出のあった退職の意向を容認し、6月2日に開かれた臨時理事会で報告された。6月9日付で退職する。
宮城野親方はモンゴル出身。2000年に15歳で来日、2021年9月に引退した。現役時代は史上最多の優勝45回を誇り、通算1187勝、幕内1,093勝も歴代最多。
ただ、現役時代後半は横綱として相撲協会が重視する、”品格”にかける行動や発言が度重なり批判を受けたほか、宮城野親方としても部屋の運営で十分な力士の育成、指導体制が取れていなかったことで、協会の処分を受けていた。

5月国内新車販売4%増”ダイハツ不正”反動 5カ月連続プラス

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が6月2日発表した5月の国内新車販売台数(軽自動車含む)は、前年同月比4%増の32万4,064台だった。プラスは5カ月連続。前年はダイハツ工業の認証不正問題で落ち込んでいた。登録車(排気量660cc超)が1%増の20万3,523台、軽自動車が9%増の12万541台だった。その結果、それぞれ5カ月連続のプラスだった。ダイハツは64%増の3万8,018台だった。

日本旅行と損保ジャパン 宇宙ビジネスで協業, 包括協力

日本旅行(本社:東京都中央区)は6月2日、同社創業120年の記念事業として月に思いを届けるプロジェクト「We are going to the Moon!」に、損保ジャパン(本社:東京都新宿区)がパートナーとして参画、両社が宇宙ビジネスの発展を目的とした包括協力の協定書5月29日に締結したと発表した。
手始めに宇宙空間における輸送リスクを整理し、適切なリスク転嫁を両社で検討のうえ、月面輸送に関わる保険の組成を行った。また、月面へ輸送するペイロード(人工衛星等宇宙機への搭載物)の製作および、輸送事業者とのインターフェイス(宇宙機と搭載物の接続部分)調整におけるリスクに対する助言を、SONPOグループのSOMPOリスクマネジメント株式会社が行っている。

クロワデュノール 日本ダービー制覇 7,950頭の頂点に

競馬の3歳馬のクラシック第2弾、第92回日本ダービー(東京優駿、G1,2400m芝、18頭出走)は6月1日、東京・府中市の東京競馬場で行われた。1番人気に支持されたクロワデュノール(北村友一騎乗)が2分23秒7で優勝。皐月賞2着の雪辱を果たし、2022年生まれのサラブレッド7,950頭の頂点に立つとともに、1着賞金3億円を獲得した。北村騎手、斉藤崇史調教師はいずれもクラシックレース初制覇。
クロワデュノールは3番手でレースを進め、最後の400m付近で先頭に立ち、中団から脚を伸ばし2着に入った3番人気のマスカレードボールを3/4馬身抑えた。さらに1馬身半差の3着に6番人気のショウヘイが入った。皐月賞馬で2番人気に支持されていたミュージアムマイルは6着に敗れた。

奈良公園「鹿苑」で6/1から60頭余の子ジカを公開

奈良市・奈良公園のシカの保護施設「鹿苑(ろくえん)」で6月1日から、体重およそ3kgから6kgの生まれて間もない60頭余りの子ジカの公開が始まった。鹿苑の一般公開は7月14日まで。毎日午前10時から午後4時まで。
鳴き声をあげながら母ジカにくっついて乳を飲んだり、ぴょんぴょん動く愛らしい子ジカが見られる。訪れた人たちは、子ジカの愛くるしい姿を写真に収めるなどして楽しんでいた。国の天然記念物に指定されている「奈良のシカ」は、」5月頃から出産時期を迎えている。

水産物の対中輸出再開へ日中が合意 10都県禁輸は継続

日中両政府は5月30日、日本産水産物の中国への輸出再開に向けた手続きに合意したと発表した。ただ、日本の輸出業者を中国当局に再登録するなどの作業を行うことで、輸出再開には少なくとも数カ月かかる見通し。
また、全面再開ではなく、福島など10都県を除く北海道など37道府県の水産物が対象となる。