関西財界11月に12年ぶり大型訪中団 万博への協力要請

関西の財界が11月に2021年以来12年ぶりに大型訪中団を派遣することになった。関西経済絵連合会(関経連)、関西経済同友会、大阪、京都、神戸の各商工会議所など合わせて7団体が参加する。11月17日から4日間の日程で北京市を訪れる。関経連の松本正義会長と大阪商工会議所の鳥井信吾会頭が共同団長を務める。2025年大阪・関西万博への協力を呼びかけるほか滞在中、中国政府の高官や現地の財界関係者らと会談する方向で調整している。

G7 共同声明で中国企業の過剰生産に懸念表明

イタリア・ストレーザで開催された日米欧の先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は5月25日、閉幕した。採択した共同声明で、中国企業の過剰生産への懸念を表明。世界経済に悪影響を与えると、中国を名指しで批判した。このほか、制裁のために凍結したロシアの資産を、ウクライナ支援に活用する方法について、協議を継続することで合意した。ただ、これら一致しやすい課題でG7の結束を示したが、中国とロシアの反発は必至だ。

米国 中国EV関税8月から現在の4倍の100%に引き上げ

米通商代表部(USTR)は5月22日、バイデン政権が引き上げる中国からの輸入品への制裁関税について、電気自動車(EV)への税率を8月1日に現在の25%から、4倍の100%に引き上げる案を公表した。
米政府は180億ドル(約2兆8,000億円)分の中国からの輸入品を対象に、2024年から2026年にかけて制裁関税を引き上げる予定。通商法301条に基づく措置。

日本 ブータンの道路インフラ整備等に18.38億円無償支援

日本政府はブータン・モンガル県における主要国道一号線架け替えに16億3,400万円、同国若手行政官の学位取得のための留学費2億400万円、合わせて18億3,800万円を限度に無償供与する。
日本の技術を活用して2橋梁の架け替えを行い、幹線道路の利便性・持続性の向上、物流・人の移動の円滑化、医療へのアクセス等の改善が期待される。また、令和7年度に日本の大学院での、同国若手行政官の最大で修士課程9名および博士課程1名の学位取得のための留学費用に充てられる。

日本旅行 台湾 静宜大学と包括連携協定 教育・交流で協働

日本旅行(本社:東京都中央区)は5月20日、台湾・台中市で国際教育に重点を置く静宜大学と包括連携協定を締結したと発表した。これにより両者は、相互に協力し、学生の教育機会拡充や国際交流、相互の地方創生事業の推進等に向け協働していくで地域課題の解決と持続的発展に寄与する。

EU 世界初のAI包括規制法成立 信頼できるAIの普及へ

欧州連合(EU、本部:ベルギー・ブリュッセル)は5月21日、加盟国の閣僚らでつくるEU理事会で、世界で初めて人工知能(AI)を包括的に規制する「AI法」を承認し、成立させた。これは生成AIで制作した画像の明示を義務付け、違反時には世界年間売上高の最大7%か、最大3,500万ユーロ(約60億円)のいずれか高い方を制裁金として科す。2026年から適用される見通し。
AI法は、民主主義や基本的人権、法の支配を守りながら、人間を中心にして信頼できるAIの普及を目的とする。市民の権利を守るために規制し、事業者に説明責任などの義務を課す。
日本をはじめ多くの国がルールづくりを模索する中、4億5,000万人の域内人口を擁するEUの新たなルールは今後”世界標準”になる可能性もある。

4月の訪日外国人旅行客304万人余 2カ月連続で300万人超

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、4月に日本を訪れた外国人旅行客は304万2,900人で1カ月として過去最多となった3月に続き、2カ月連続で300万人を超えた。
記録的な円安が進行していることに加え、桜(ソメイヨシノ)の開花時期にあわせて需要が高まったこと、東南アジアや中東でイスラム教の断食月、ラマダン明けにあわせて海外旅行の需要が高まったことなどがこの要因。
国・地域別にみると、韓国が66万1,200人と最も多く、次いで中国が53万3,600人、台湾が45万9,700人、米国が22万8,900人など続いている。

日本 アフガニスタン 小児感染症予防に10.54億円無償支援

日本政府は人道支援を目的に、アフガニスタンの小児感染症予防に総額10億5,400万円を無償資金協力する。この無償資金は同国の定期予防接種およびワクチン調達などに充てられる。
アフガニスタンは世界でも子どもの死亡率が高い国の一つ。死因にはワクチンで予防可能な疾病も含まれ、子どもの感染症の発症および流行を予防するため、ワクチン接種率の向上が求められている。

日本 ジャカルタ鉄道新路線の建設に1,400億円超の円借款

日本政府は、インドネシアのジャカルタ首都圏を走行する都市高速鉄道(MRT)の新路線の建設支援に向け、総額1,406億9,900万円を限度とする円借款を供与する。対象となるのはMRT新路線、東西線建設に係る第1期工事で、約24.5kmを整備する。2025年末にも着工する。車両および信号システムに日本の技術が活用される予定。