政府は3月12日、仕事と育児や介護の両立に関する改正法案を閣議決定した。男性の育休取得率の公表義務の対象を、1,000人超の企業から300人超企業に拡大した。また、取得率の目標値も100人超の企業は公表が義務となる。
関連法の改正案を今国会に提出する。政府が2023年12月に決定し「こども未来戦略」を踏まえ、男女を問わず子育てしやすい職場環境づくりの実現に向けた措置を盛り込んだ。
東日本大震災の震災域12年ぶり掘削調査 日米欧豪チーム
播磨灘のイカナゴ漁解禁初日で打ち切り 記録的不漁で
23年10〜12月期GDP 年率換算でプラス0.4%に上方修正
京都府立医科大など 今夏, 特殊なブタの腎臓をサルに移植
大阪市 25年から路上喫煙全面禁止へ条例改正案
今なお2万9,000人余が避難 東日本大震災13年 復興途上
戦後最悪の自然災害となった東日本大震災から3月11日で13年となった。警察庁によると、震災関連死を含めた死者・行方不明者は2万2,222人、福島第1原発事故で故郷を追われた人たちを含め、他府県に居宅を移さざるを得なかった避難者は今なお2万9,328人に上る。このうち、福島県民が約9割を占めている。どれだけ帰郷を望んでも原発による汚染地域に指定されているエリア出身者にとっては、13年の月日は余りにも長い、そして叶わない希望だった。
主要エリアは街の形が変わり、徐々に賑わいも取り戻しつつある。だが、地域に居住する人たちが真に根を下ろし、なりわいを含め地域コミュニティが再構築されるのはまだまだ途上だ。