プロ野球のセ・パ交流戦は6月11日、ヤクルトがソフトバンク戦に勝ち13勝4敗とし、1試合を残して優勝を決めた。ヤクルトの優勝は4年ぶり2度目。賞金3,000万円を獲得した。
交流戦にセ・リーグの球団が優勝するのは2018年のヤクルト以来。全6球団に勝ち越しての優勝は2011年のソフトバンク以来。
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インド 5月乗用車販売185%増 コロナ禍の反動増
21年国内宿泊旅行コロナ禍で11.8%減 観光白書
政府が6月10日閣議決定した2022年版「観光白書」によると、2021年の宿泊を伴う国内旅行は延べ人数で1億4,177万人と、前年比で11.8%減少した。新型コロナウイルス禍前の2019年比では54.5%減った。これに伴い国内の旅行消費額は9兆4,000億円で、前年比14.5%減となった。
こうした状況を如実に物語るのが宿泊施設で、2021年の宿泊施設の客室稼働率はわずか34.5%にとどまった。日帰り旅行の延べ人数は1億2,644万人と、前年比で4.7%減った。
旅行やホテルの支配人らを含む「客室・給仕の職業」の有効求人倍率は2021年で1.9倍と、コロナ禍前の2019年の4倍から大きく低下した。
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OECD閣僚理事会 ウクライナとの連帯確認
25年万博 地下鉄増便,シャトルバス活用で混雑緩和
大阪府・市・博覧会協会などでつくる協議会は6月9日、2025年大阪・関西万博での混雑緩和の基本方針を公表した。期間中はピーク時で1日あたり28万5,000人の来場者が予想され、会場の夢洲までの延伸が計画されている大阪メトロ・中央線では、対策を取らない場合、朝のラッシュ時の混雑率が180%に達することが予想されている。
このため、協議会は①中央線を増便し、1時間あたり最大24本運行する②大阪の中心部や周辺のターミナル駅などにシャトルバスの発着場を設ける。これにより、地下鉄の混雑率を150%以下に抑える。このほか、夢洲への自家用車の乗り入れは原則禁止し、会場から15km圏内に駐車場を設け、バスに乗り換えてもらうとしている。
沿線の企業などには会期中、テレワークや時差出勤を呼びかけることも盛り込まれている。