厚生労働省が8月27日公表した2020年度の18歳未満の子どもへの児童虐待は前年度比5.8%(1万1,249件)増え、過去最多の20万5,029件に上った。30年連続の増加で、20万件を超えたのは初めて。これは全国の児童相談所(児相)が相談対応した件数。
「警察等」からの連絡が50.5%を占め、このケースの増え方が多い。以下、「近隣・知人」の13.5%、「家族・親戚」の8.2%と続いている。
虐待のタイプ別では、「心理的虐待」が12万1,325件(全体の59.2%)で最も多かった。以下、「身体的虐待」が5万33件(同24.4%)、「ネグレクト」(育児放棄)が3万1,420件(同15.3%)だった。
米コロナ新規感染最多32万人 死者3,157人と半年ぶり多さ
米ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによると、米国の8月27日の新型コロナウイルスの感染者は32万2,934人と過去最多を更新した。デルタ株の感染拡大によるもので、一部の地域では病床不足が深刻化している。死者数も27日は3,157人と2月24日以来、約半年ぶりの多さを記録した。
1日の新規感染者が最多を更新するのは8月20以来、1週間ぶり。米疾病対策センター(CDC)の推計では8月15~21日のコロナ感染者の99%がデルタ株。デルタ株はワクチン接種済みの人でも感染例が多いという。
パラ 陸上男子走り幅跳び 山本篤惜しくもメダルに届かず
東京パラリンピック第5日の8月28日、陸上男子走り幅跳び(義足・機能障害T63)に山本篤(39)が出場。前回の2位から飛躍を目指した。だが、自身が持つアジア記録を更新したものの4位で、2大会連続のメダルには届かなかった。
パラ 競泳男子150m個人メドレーで鈴木が3個目銅メダル
東京パラリンピック第5日の8月28日、競泳男子150m個人メドレー(運動機能障害SM4)決勝で、鈴木孝幸(34)が2分40秒53で銅メダルを獲得した。50m平泳ぎの銅、100m自由形の金に続き、今大会3個目のメダル。同選手は2004年のアテネ大会から5大会連続出場し、通算で8個目のメダルとなった。
パラ トライアスロン男子でメダル 宇田が銀,米岡が銅
東京オリンピック第5日の8月28日、トライアスロン男子で日本人選手が相次いでメダルを獲得した。運動機能障害PTS4で宇田秀生(ひでき)(34)が銀メダル、視覚障害PTVⅠで米岡聡(さとる)(35)が銅メダルにそれぞれ輝いた。
パラ陸上男子400m佐藤友祈が金メダル,上与那原が銅
8月27日行われたパラ陸上男子400m(車いすT52)決勝で、世界記録保持者の佐藤友祈(31)が55秒39で金メダルに輝いた。上与那原寛和(50)は59秒95で銅メダルを獲得した。
モデルナ製ワクチンに異物混入 5都県8会場から
厚生労働省は8月26日、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、5都県8カ所の接種会場で計39本の未使用状態の瓶から異物の混入が見つかったと発表した。このため、同時期にスペインの工場で製造された16万3,000本、接種回数にして163万回分について使用を見合わせることを決めた
陸上男子5000m 唐沢が銀,和田が銅 東京パラ
東京パラリンピック第4日は8月27日、陸上男子5000m(視覚障害T11)で唐沢剣也(27)が15分18秒12で銀メダル、和田伸也(44)は15分21秒03で銅メダルにそれぞれ輝いた。
14歳 山田美幸銀メダル パラ日本史上最年少
東京パラリンピック2日の8月25日、初出場の山田美幸(14)が、パラリンピック日本史上最年少のメダリストになった。女子100m背泳ぎ(運動機能障害S2)予選を全体3位で通過した山田は、決勝では2分26秒18で銀メダルを獲得。今大会の日本選手メダル第1号に輝いた。
また、山田は1984年ニューヨーク大会での陸上男子100m(視覚障害)銅メダルの嶋津良範が持っていた16歳の最年少メダル記録を更新した。
東京パラ 富田宇宙 競泳男子400m自由形で銀メダル
東京パラリンピック第3日の8月26日、競泳男子400m自由形(視覚障害S11)決勝で、4分31秒69を記録し、銀メダルを獲得した。