ソニーグループ、大和ハウス工業は4月から大学新卒の初任給を大幅に引き上げ、31万〜35万円にする。
ソニーグループは2025年度からの大卒の新入社員の初任給をこれまでより10%以上増やし、31万円余に引き上げる。冬のボーナスを段階的になくし、その分、月給を増やすことも決め、待遇の改善に加え、安定的に収入を得られる環境にすることで、人材獲得につなげる考え。ソニーグループによると、今年4月入社の正社員の初任給を大卒、大学院卒とも増やし、大卒の場合、31万3,000円(14%増)、大学院卒の場合、34万3,000円に引き上げる。
大和ハウス工業は4月から新卒の初任給を一律10万円引き上げ、大卒の場合、現行の25万円から35万円とする。また、正社員およそ1万6,000人を対象に年収ベースで平均10%の賃上げを実施する。賃上げにあたり、業績に左右されないベースアップ相当分として、いずれも平均で月額9万2,945円(23.5%)引き上げる。この一方で、ボーナスは引き下げる給与体系の見直しも行う。
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東洋エンジ 住友商事とインドネシア地熱発電所拡張案件受注
東洋エンジニアリング(本社:千葉県習志野市)は1月17日、インドネシア子会社のPT Inti Karya Persada Tehnik(イカペテ、以下、IKPT)が、コンソーシアムパートナー、住友商事およびPT Wasa Mitra Engineering(ワサ ミトラ エンジニアリング)とともに、PT Supreme Energy Muara Laboh(スプリーム エナジー ムアララボ)より、ムアララボ地熱発電所拡張の建設プロジェクトを受注したと発表した。
建設地はインドネシア西スマトラ州、設計、調達、建設工事を一括受注し、2027年の完工を予定。対象設備は地熱発電所(NET発電容量約83MW)。
同地熱発電所では2019年12月に商業運転を開始した約85MWの1号機が稼働しており、今回の拡張で合計約170MWとなり、約90万世帯相当分の再生可能エネルギーの電力供給に貢献する見込み。