非正規雇用の人たちが集まってそれぞれの勤務先に賃上げを求める、いわゆる「非正規春闘」について、実行委員会が12月4日、記者会見を開き2024年の春闘で「10%以上」の賃上げを求めていく方針を明らかにした。物価高騰が長引く中、生活の維持が難しい点を挙げ、「一律10%」の賃上げを求めて初めて行った今年の春闘の表現より強め、一層の賃上げを求めたいとしている。
同委員会のまとめによると、今年の春闘について、交渉した36社のうち16社で賃上げを実現している。
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エーザイ タイ保健省と認知症治療のアクセス改善で協働
エーザイ(本社:東京都文京区)は11月30日、タイ販売子会社Eisai(Thailand)Marketing Co.,Ltd.(以下、エーザイ・タイランド)が、タイ保健省医療サービス局との間で同国におけるアルツハイマー病(AD)をはじめとする認知症の治療に対するアクセス改善に向け協働することで合意したと発表した。
今回の合意にあたり、両者は①ADを含む軽度認知障害(MCI)および認知症の疾患啓発②ADを含むMCIおよび認知症の診断インフラの整備とそのアクセスの改善③認知症当事者および介護者のための認知症コミュニティやエコシステムの構築を通したトータルケアの確保ーの3点を特定している。
タイでは高齢化の進行に伴い、認知症者は現在の70万人から2050年には200万人へと大幅に増加すると予測されている。