アステラス製薬(本社:東京都中央区)は10月8日、英国バイオ企業、アビアドバイオ(本社:英国・ロンドン)との間で認知症向けの遺伝子治療薬候補を開発・商業化できる権利を取得することで契約を締結したと発表した。これによりアステラスはアビアドバイオの新薬候補、「AVB-101」を全世界で開発・商業化する権利を得る。現在、初期段階の臨床試験(治験)に入っている。
今回の契約によりアステラスは、まず一時金として最大5,000万ドル(約73億円)を支払う。さらに開発などの進捗に応じて最大21.8億ドルを支払う可能性がある。
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マイコプラズマ肺炎患者数過去最多に 冬にかけ流行の懸念
子どもを中心に発熱や長引くせきの症状の、マイコプラズマ肺炎患者数が過去最多ペースで増えている。国立感染症研究所のまとめによると、9月29日までの1週間に全国およそ500カ所の医療機関から報告された患者の数は1医療機関あたり1.64人と、大流行した2016年10月の1.61人を上回り、1999年に現在の方法で統計を取り始めてから最も多くなった、患者数の増加は5周連続で、専門家は冬にかけてさらに流行する可能性があり、早めに医療機関で受診してほしいと呼び掛けている。
都道府県別にみると、最も多いのが福井県で5.33人、次いで埼玉県が4.25人、岐阜県で3.4人などと続き、東京都は2.96人、愛知県で2.87人、大阪府で2.17人などとなっている。