全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤(本社:東京都千代田区)は12月7日、ダイヤサービス(本社:千葉市)を実施主体とした共同企業体が実施する千葉市におけるドローンと地上配送ロボットが連携して医薬品をマンション個宅まで運ぶ実証実験の実施に協力すると発表した。これは国土交通省の補助事業「無人航空機等を活用したラストワンマイルの配送実証事業の一環。
報道機関向け公開実験日は12月20日、12時〜13時30分(予備日、12月22日)。実証場所は幕張ベイパーククロスタワー&レジデンス(マンション内外)および若葉3丁目公園。千葉市のドローン宅配構想として、東京湾臨海部の物流倉庫から幕張新都心まで東京湾上空飛行を行い、海上から花見川を遡上し、若葉住宅地区のマンション個宅の玄関前まで配送することを目指している。
旧ジャニーズ 新会社名は「STARTO ENTERTAINMENT」
旧ジャニーズ事務所の「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に所属していたタレントのマネジメントや育成業務を担う新会社の社名が「STARTO ENTERTAINMENT(スタート エンターテインメント)」であることが12月8日、明らかになった。ファンクラブの会員向けサイトで公表した。同社は10月17日から新会社の社名を公募し、約14万件集まったという。
新会社の代表取締役最高経営責任者(CEO)に、コンサルティング会社、スピーディの福田淳氏が就任した。福田氏はソニー・ピクチャーズエンターテインメント出身で、2017年にスピーディを立ち上げた。新会社はタレントやグループが会社と個別に契約を結ぶ「エージェント会社」とする。
コスモ石油 タイのバンチャック社とSAF輸入で合意書を締結
コスモ石油(本社:東京都港区)は12月6日、タイのBangchak Corporation Public Company Limited(本社:バンコク市、以下、バンチャック社)との間で、5日にバンチャック社がコスモ石油へ持続可能な航空燃料(SAF)の輸入に関するフレーム合意書を締結したと発表した。
バンチャック社は2022年9月にタイ初となるSAF製造の事業計画を公表。首都バンコクの製油所で廃食用油を原料とする日量生産能力1,000KLのSAF製造プラントを建設し、2024年末ごろから商業生産開始を予定している。そのSAFについて、商業生産開始から10年間にわたり生産量の一部をコスモ石油に輸出する。
コスモ石油は、2030年のSAF供給量の目標として年間30万KLを目指しており、調達ソースの多角化の手段としてバンチャック社の生産品の一部を輸入する。
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コスモスイニシア 越ホーチミンで分譲住宅開発事業に参入
大和ハウスグループのコスモスイニシア(本社:東京都港区)は12月6日、ベトナム・ホーチミンエリアの分譲住宅開発事業に参画するため、ベトナム現地不動産デベロッパー、TT Capital Investment Joint Stock Companyおよび、日本発祥のグローバル不動産会社を目指して2020年に設立されたKoterasu Partners Pte.Ltd.との戦略的パートナーシップを組成し、同パートナーシップのもとホーチミン市近郊のビンズオン省ディーアン市に第1号物件を取得したと発表した。同物件の総戸数は約2,000戸。敷地面積約1.6ha。ユニットタイプ:1LDK、2LDK、3LDK。2024年第2四半期に着工開始し、同第3四半期に販売開始の予定。
今後は同パートナーシップを通じて、ホーチミン市郊外エリアで中間所得層向けに年間1,000〜2,000戸のより良質な住宅の提供を目指す。
イタリア 中国側に「一帯一路」からの離脱を通知 伊メディア報道
イタリアの主要メディアは12月6日、イタリア政府が中国側に巨大経済圏構想「一帯一路」からの離脱を通知したと報じた。イタリア政府は3日前に文書で中国側に通知した。友好関係の維持を確認したうえで、両国政府の合意で公式発表は行わないことになったという。
イタリアは主要7カ国(G7)で唯一、一帯一路に参画していた。経済回復を狙って2019年3月、当時のコンテ政権が加わった。だが、当初の期待とは裏腹に貿易赤字は逆に増え、新型コロナウイルス禍も影響し、中国からの投資も停滞。経済的な恩恵が乏しいとして経済界から不満の声が挙がっていた。報道によると、メローニ首相は今年6月、インドで中国の李強首相と会談した際、一帯一路から離脱する方針を非公式に伝えたとされていた。