東京理科大学は4月2日、全固体リチウムイオン電池の基部素材として有望な候補物質として、幅広い温度域で高いイオン伝導度と安全性を兼ね備えた酸化物系固体電解質Li2-xLa(1+x)/3M206F(M=Nb,Ta)を発見したと発表した。
この材料は大気中で安定していることに加え、酸化物系固体電解質よりも高いイオン伝導度を示す。これにより安全性が高く、広い作動温度範囲を持つ革新的な全固体電池の開発につながる成果としている。
東京ガス レノバと再生エネで協業拡大で資本業務提携
東京ガス(本社:東京都港区)は4月1日、再生可能エネルギーの開発・運営を主幹事業とするレノバ(本社:東京都中央区)と、国内の再生可能エネルギー電源開発や電力の調達・販売、バイオマス事業の運営などでの協業拡大を目的とした資本業務提携契約を締結したと発表した。レノバが実施する第三者割当増資による約178億円の新株式発行を引き受ける。これにより、東京ガスは約13%の議決権割合を有するレノバの第2位の株主となる。
業務提携により両社は①レノバが開発中の複数の国内陸上風力事業への新たな出資参画および共同開発②東京ガスが出資参画し共同開発する陸上風力事業における電力購入契約の締結③バイオマス発電事業における協業④国内系統用蓄電池事業における協業ーなどを推進する。