電気計測器の開発・製造・販売を手掛ける日置電機(本社:長野県上田市)はこのほど、タイ・バンコク市に販売、市場調査、顧客サポート、アフターサービスなどを担う子会社を設立したと発表した。タイの電気計測器市場の深耕を進め、HIOKIブランドの浸透を図るとともに販売網を構築し、顧客の拡大に努める。
新会社「HIOKI ELECTRIC(THALAND)CO.,LTD.」の資本金は2,000万」タイバーツ(約8,200万円)で、日置電機が99%、100%子会社の日置フォレストプラザが1%を出資する。2024年6月に稼働開始する予定。
首都圏3月新築マンション平均7,623万円 5カ月ぶり下落
不動産経済研究所のまとめによると、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で3月に発売された新築マンションの平均価格は7,623万円で、5カ月ぶりに前年同月を下回った。昨年は高額物件の発売が相次いだ反動で、前年同月比で6,737万円(46.9%)下落したが、建設コストの上昇、高止まりで、価格は引き続き高水準となっている。
このうち東京23区の平均価格は1億2,476万円で、昨年超高額物件の発売が多かった反動で、前年同月比で42.6%の下落となった。東京23区を除いた東京都内で5,363万円で同20.4%下落した。
これに対し3県はいずれも上昇した。神奈川県は6,082万円で同3.7%、千葉県で5,963万円で同21.5%、埼玉県で4,853万円で同1.0%のそれぞれ上昇となった。