中国でサルのES細胞使い「キメラ」サル誕生に成功

中国科学院などはサルの胚性幹細胞(ES細胞)を使って、違う個体の細胞が混ざった「キメラ」のサルを誕生させることに世界で初めて成功した。11月9日付の米科学誌「セル」に掲載された。これにより、ES細胞はキメラサルの全身のあらゆる組織の細胞に成長し、「万能性」を実証した。

大谷翔平 シルバースラッガー賞DH部門で2年ぶり2度目の受賞

米大リーグ機構は11月9日、打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞を発表した。大谷翔平(29)はア・リーグの指名打者(DH)部門で、2年ぶり2度目の受賞を果たした。大谷はエンゼルスで44本塁打を放ち、日本選手初の本塁打王に輝いた。同賞は各球団の監督やコーチの投票で決定する。

NTT, NEC 通信用光ファイバで豪雪地帯の道路除雪の実証に成功

NTT、NTT東日本、NECは11月9日、共同で光ファイバ振動センシング技術を応用し、地下に敷設してある通信用光ファイバに伝わる振動特性から路面状態を推定する機械学習モデルを構築し、豪雪地帯における道路除雪判断を行う実証実験に世界で初めて成功したと発表した。実証実験は青森市内で2022年11月〜2023年3月にデータ計測した。今冬も継続予定。
これにより、豪雪地帯の主要な地域課題である道路除雪作業前の市街パトロール作業と、除雪判断をDX化することが期待できるとしている。

経産省 中小企業のAI, ロボット導入後押し 1,000億円の支援策

経済産業省は、中小企業の人手不足の改善に向け、業務の省力化につながるAIやロボットなどの導入を後押しする新たな支援策を始める。今年度の補正予算案に必要な費用として1,000億円を盛り込む方針。国があらかじめ補助の対象となる設備や製品をまとめたカタログを用意したうえで、中小の事業者が導入費用の50%の補助を受けられる仕組みを整備する。今年度中にも支援を開始したいとしている。

米ハリウッド俳優組合スト終結 製作側とようやく暫定合意

米ハリウッド俳優組合は7月から長期にわたりストライキを続けてきたが11月8日、交渉相手の全米映画テレビ制作者協会(AMPTP)と賃上げなどで暫定合意したと発表した。これにより、同日をもってストを終了した。暫定合意の内容は①最低賃金の増額②幅広く活用される人工知能(AI)の脅威から組合員を守るー内容。脚本家組合はすでに、9月下旬に賃上げなどで合意、ストを終結している。

ジェットスターJ 成田ー上海線12/18から再開 週4往復運航

ジェットスター・ジャパン(本社:千葉県成田市)は11月8日、東京(成田)ー上海(浦東)線を2023年12月18日に再開すると発表した。運航再開は4年ぶり。成田国際空港と上海浦東国際空港を結ぶ直行便をエアバスA320型機により週4便(往復)運航する。片道運賃は1万3,390円。

JTBと富士通 訪日外国人富裕層向け観光DXサービスの研究で協業

JTB(本社:東京都品川区)と富士通(本社:東京都港区)は11月8日、訪日外国人富裕層に向けた付加価値を創出する新たな観光デジタルトランスフォーメーション(DX)サービスを共同研究することを目的に協業することで合意したと発表した。
具体的には、外国人富裕層を念頭に①ニーズ把握に向けアンケート調査②高付加価値な観光コンテンツや訪日インバウンドの人材育成の検討③対象とする新たなデジタル接点やデジタルサービスを活用した最適な商品流通の検討ーなどを予定。実施期間は2023年11月8日〜2024年3月31日の予定。

東芝ES 中国のIon Nova社と重粒子線治療装置の販売で業務提携

東芝エネルギーシステムズ(本社:川崎市幸区、東芝ES)は11月8日、中国のIon Nova社と重粒子線治療装置の中国での販売で6日、業務提携契約を締結したと発表した。両社は中国市場における早期の初号機受注を目指す。
中国では新規がん患者が約450万人(2020年時点)に上り、適切ながん治療を行うことが国家として喫緊の課題となっている。そこで、中国政府は患者の治療時の負担が少ない重粒子線治療装置の導入・拡大に力を入れている。現在中国では重粒子線施設が2施設稼働中。さらに2025年までに重粒子線・陽子線合わせて41施設の導入許可が予定されている。

IMF インドGDP 26年に日本抜く 従来予測より1年早く

国際通貨基金(IMF)はこのほど、インドの名目国内総生産(GDP)が2026年に日本を抜くとの見通しを示した。インドはGDPで2021年に英国を抜いて世界5位となっている。また、インドは2023年央に人口で中国を抜き世界一となり、いまやグローバルサウスの盟主的存在となっている。
インド経済は成長著しく、IMFは直近の予測で従来予測より1年早く2026年に日本を、そして2027年にはドイツをも抜き、世界3位に躍り出る可能性があるという。

インド・ニューデリーのPM2.5大気汚染深刻化 市民生活に影響も

インドの首都ニューデリーで、11月に入って大気汚染物質PN2.5の濃度が、インド政府の指標で最も深刻なレベルに達するなど企業活動をはじめ、市民生活にも大きな影響が出ている。
毎年インドではこの時期、農家による野焼きやヒンドゥー教の祭りで大量の爆竹や花火が使用されることで大気汚染が深刻な問題となっている。今年はこれに輪をかけ街中は観光地を含め砂ぼこりも加わって、特に視界が悪化、80〜100m先がぼんやりとかすむような状況。
ニューデリーの当局は大気汚染対策として、10月末から建設や解体の工事現場の作業を停止させたり、散水車を市街地に走らせ砂ぼこりを抑える対策を取っている。また市民生活では、11月7日から当面、公立の学校のほとんどのクラスを休校としているほか、13日から車のナンバープレートの末尾の数字が奇数か偶数かによって、1日の車の通行量を規制する予定だ。