日本政府は、ブータンの東部山岳地域のにおける保健医療サービス強化のため、総額5億3,500万円を限度額とする無償資金を供与する。
同地域では、包括的なケアを提供できる医療機関が少ないうえ、地域に点在する小さな病院も含めて一部医療機材が老朽化しており、地域全体として十分な医療サービス体制が確保されておらず、喫緊の課題となっている。
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日本 強豪ドイツに逆転勝利 衝撃”ドーハの歓喜”
カタール・ワールドカップ(w杯)で日本代表は11月23日、ハリファ国際スタジアムで初戦のドイツ代表と対戦。0−1と劣勢の前半から一転、後半、攻撃に軸足を置く交代メンバーが怒涛の攻撃を仕掛け、2−1と逆転勝利、勝ち点3を奪った。
試合前半は防戦一方で、PKで先制を許し、0−1で終えた。後半に入って森保監督が冨安、三笘、浅野、堂安、南野を順次投入し、システムを3バックに変更。その采配がずばり的中し、堂安が同点、浅野が逆転のそれぞれシュートを決めた。
w杯優勝4回を誇るドイツ。FIFA11位(日本は24位)の格上だけに、現地でも大勢はドイツの勝利を信じて疑わなかった。そのドイツを日本が破る歴史的快挙を成し遂げた。日本にとっては、まさに”ドーハの歓喜”となった。海外メディアも”衝撃の勝利”と伝えた。
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厚労省 塩野義のコロナ飲み薬「ゾコーバ」緊急承認
厚生労働省は11月22日、塩野義製薬(本社:大阪市中央区)が開発を進めていた新型コロナウイルスの日本初の国産軽症・中等症患者向け飲み薬「ゾコーバ」を緊急承認した。
7月に行われた厚労省の専門部会では承認が見送られ、継続審議となっていた。これを受け塩野義製薬は9月、新型コロナウイルス患者約1,800人を対象に実施した最終段階の臨床試験の結果を提出。今回は咳、発熱などの症状改善効果や抗ウイルス効果の療法で有効性があると判断、正式承認された。国産創製薬に緊急承認制度が適用される初めてのケースとなった。
ゾコーバについて、加藤厚生労働相は「軽症から中等症の患者を対象とする、新たな治療法の選択肢の一つとして期待している」としている。塩野義製薬との間ですでに100万人分の購入契約を締結しており、「12月初頭には医療現場で使用できるよう供給を開始する予定」という。