能登半島地震「停電 概ね1月中に復旧」経産相が見通し

斎藤健経済産業相は1月23日、能登半島地震発生後続いている停電に関し、一部地域を除き1月中に復旧するとの見通しを示した。土砂崩れなどで復旧が難しい場所については順次、電源車の派遣などを進めると説明している。経産省によると、北陸電力管内での停電は約5,100戸で続いている。

日機装 eVTOL用CFRP部品をJoby Aviationへ初出荷

日機装(本社:東京都渋谷区)は1月22日、連結子会社の宮崎日機装が運営する宮崎工場から米国のJoby Aviation社(以下、Joby社)へ、eVTOL(電動垂直離着陸機=空飛ぶクルマ)に使用される部品を初出荷したと発表した。Joby社は2025年のeVTOLの商業運航の開始を予定している。
日機装は2021年にJoby社が開発を進めているeVTOLの構成部品のサプライヤーに選出され、技術交流を重ね、出荷に向け準備を進めてきた。今回初出荷した部品はCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製の構造部品。
日機装は、世界シェアが9割を超えるジェットエンジン用ナセル部品「カスケード」を中心に、CFRP製の航空部品を40年以上にわたって設計、量産している。

岩谷産業 福島水素混合LPガス導管供給事業がNEDOに採択

岩谷産業は1月22日、相馬ガスホールディングス(本社:福島県南相馬市)、相馬ガス(本社:福島県南相馬市)と共同で、南相馬市の集合住宅80戸を対象に進めている水素混合LPガス導管供給実証事業が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/地域モデル構築技術開発」に採択されたと発表した。
同実証事業は、相馬ガスが供給しているLPガス事業エリアに使用可能な割合で水素を混合させて同感供給するもの。水素混合LPガスの供給は2025年1月までに開始を予定。助成事業期間は2026年3月まで。この事業での供給実績や得られた知見を通し、水素LP混合ガス事業の他の国内エリアへの拡大に向けた検討を行う。

理研など アンモニアを合成する極微金属クラスター触媒

理化学研究所(理研)、東大、北海道大の共同研究グループは1月22日、アンモニアを合成する極微金属クラスター触媒を創製し、これを用いてアンモニアを低い温度でも持続的に合成することに成功したと発表した。これは極微サイズの金属クラスターの新しい合成手法を提案し、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないアンモニア燃料の合成を温和な条件下で可能にするもので、省エネや脱炭素社会への貢献が期待される。

UAE・ドバイで初の「日本・京都」企業展 協業を訴求

アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイの世界貿易センターで1月22日、京都府などが主催する初めての企業展示会「日本・京都展」が開幕した。24日まで。同展には京都に拠点を置く企業を中心に約100社が参加している。会期中、中東の現地企業や投資家に対し、協業や出資を呼び掛けた。

自民で派閥全廃を求める議連発足 無派閥議員ら15人参加

自民党内で派閥をすべて解消すべきだと訴える有志議員が1月22日、会合を開き議員連盟「政治(まつりごと)変革会議」を発足させた。代表は無派閥の青山繁晴参院議員が務める。
会員は現在15人で、この日の会議には無派閥議員を中心に13人が集まり、すでに派閥解散を決定した二階派と岸田派、派閥存続を主張している麻生派からも議員が参加した。
政治変革会議では、形の上での派閥解消ではなく、しっかりと法改正、党の取り決めによって裏打ちされた派閥の全廃を実現したいとしている。

群馬・前橋市で自動運転レベル4による路線バスで実証

MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損保およびMS&ADインターリスク総研と、日本モビリティの3社は1月22日、群馬県前橋市内で2月5日から実施される自動運転レベル4による路線バスの営業運行に向けた実証実験に参画すると発表した。実施期間は2月5日〜2月29日。上毛電鉄 中央前橋駅〜JR前橋駅間の往復(片道1km)。約1カ月間の安定運行と社会受容性の向上を検証する。

小惑星リュウグウに彗星塵が衝突した痕跡を発見

東北大、立命館大、京大、東大の研究チームは1月22日、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から回収した岩石粒子分析の結果、小惑星表面に彗星の塵が衝突してできた溶融物を発見したと発表した。そして、この溶融物は彗星の塵とリュウグウの構成物が高温で融けて混ざり合うことで生成したことが分かった。
溶融物は、リュウグウの主成分であるケイ酸塩ガラスでできており、ガラスの中には小さな球状の硫化鉄粒子や気泡が含まれていた。また、リュウグウの主成分の含水ケイ酸塩鉱物と彗星の塵が混ざりあった化学組成を持っていた。これらのことから衝突した彗星の塵の中には有機物が含まれていたと考えられ、生命の起源物質を含む小さな塵が宇宙から地球軌道付近に飛来していたことが分かった。

テーマ「愛の讃歌」フランス 大阪・関西万博パビリオン

フランス博覧会公社はこのほど、2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンの概要を発表した。フランス館のテーマは「愛の讃歌」。日本で言い伝えとして広く知られている”運命の赤い糸”に着想を得て、愛が赤い糸となり、個人や集団の取り組みを促すことで、社会や環境が直面している課題への答えを出すことを目指す。
フランス館の設計は、建築設計事務所のコルデフィ・エ・アソシエ・アルシテクト・ウルバニストと、CRA-カルロ・ラッテイ・アソシアティが共同で担当。プレハブと自然の要素を調和的に融合させ、再組み立てが可能なモジュールを使うことで、再利用とリサイクルの好循環を形成するとしている。

90鉢の梅の盆栽一堂に集め 滋賀・長浜で第73回盆梅展

滋賀県長浜市の慶雲館で春の訪れを感じてもらおうと、大小およそ90鉢の梅の盆栽を一堂に集めた「長浜盆梅展」が始まった。この盆梅展は、市の観光協会が毎年この時期に開いているもので、今回が73回目。今回の圧巻は「昇龍梅」。樹齢250年の盆栽が今年の干支の「竜」を思わせるように木の幹が天に向かって勢いよく伸びていて、その枝の先に白い可憐な花を付けているのが印象的だ。展示会は、身ごろを迎えた盆栽と入れ替えながら、3月10日まで。