大谷選手 投打で今シーズン終了 残り14試合を欠場 球団発表

大リーグ、エンゼルスは9月16日(日本時間17日)、大谷翔平選手を右脇腹痛で10日間の負傷者リストに入れ、今季の残り14試合を欠場すると発表した。一方、じん帯を損傷している右ひじのけがについて、会見したペリー・ミナシアン・ゼネラルマネジャーは「手術を含めた医療措置を可能な限り早く受ける」とし、日程等、「詳細は把握していない」と語った。
大谷選手は今季、投打の二刀流でフル回転し、打者ではリーグ最多の44本塁打を放つなど打率304、95打点、20盗塁と活躍。投手としても10勝5敗、防御率3.14と好成績を残している。

パナソニック系 「卵子凍結」の費用補助を福利厚生制度に導入

パナソニックコネクト(本社:東京都中央区)は9月15日、同社で働く女性社員の自律的なライフプラン設計を支援するために、「卵子凍結」への費用補助を2023年10月より国内社員向けの福利厚生制度として導入すると発表した。グレイスグループが提供する卵子凍結管理サービス「Grace Bank」と提携するほか、社員が卵子凍結を行うクリニックに支払う費用を34歳以下の女性社員を対象に、40万円を上限に補助する。卵子凍結は女性のキャリアとライフプランを両立させるための選択肢として注目を集めている。

スズキとパナソニック系 電動二輪で新しいモビリティ開発で合意

スズキ(本社:静岡県浜松市)とパナソニックサイクルテック(本社:大阪府柏原市)は9月15日、電動アシスト自転車の駆動ユニットを活用した新しいモビリティの共同開発で合意したと発表した。これはパナソニックサイクルテックが開発、製造、販売している電動アシスト自転車の小型・軽量な駆動ユニットとリチウムイオンバッテリーを活かし、ススキの二輪車技術開発と組み合わせることで、新しいモビリティの商品化の可能性を検討するもの。

「夢と希望にあふれる万博に」自見万博相 会場予定地を視察

2025年大阪・関西万博に向けて自見万博相が就任後初めて大阪市を訪れて会場予定地を視察。「夢と希望あふれる次の社会の扉を開ける、素晴らしい万博にしたい」などと語った。自見万博相は工事の進捗状況などについて説明を受けた。また、資材価格の高騰などにより会場建設費の上振れが懸念されていることに関連して、現在万博協会で進めている「精査の中身をいただいたら、政府としてしっかり対応していきたい」と述べた。

関西の9月上旬の新型コロナ患者1万2,405人で横ばい

厚生労働省によると、関西2府4県のおよそ800の医療機関から9月10日までの1週間に報告された新型コロナウイルスの患者数は1万2,405人で、前週のおよそ1.02倍とほぼ横ばいとなっており、各府県では感染対策を呼びかけている。
府県ごとにみると、奈良が18.91人と最も多く、次いで京都が17.49人、滋賀が16.03人、兵庫が15.27人、和歌山が14.96人、大阪が14.62人となっている。前週と比べ、奈良と和歌山以外の4府県で増えている。

65歳以上の就業者912万人と過去最多 就業者の7人に1人

総務省が9月18日の「敬老の日」を前に17日発表した統計によると、2022年の65歳以上の就業者数は前年より3万人増えて912万人だった。1968年以降で過去最多を更新した。就業者数に占める働く高齢者の割合は前年比0.1ポイント上昇し13.6%と過去最高となった。就業者の7人に1人を高齢者が占めている。
65歳以上の就業率は25.2%だった。年齢別にみると、65〜69歳は50.8%、70〜74歳は33.5%となっている。少子高齢化の進行で生産年齢人口が減少が続いており、高齢者の働き手が人手不足を補う形となっている。

日本の65歳以上の高齢者 1950年以降で初の減少も3,623万人

総務省の9月15日時点の人口推計によると、65歳以上の高齢者は比較可能な1950年以降、初めて減少し3,623万人だった。ただ、総人口に占める割合が29.1%と過去最高で、世界200カ国・地域の中で最も高くなっている。また、75歳以上の人口は初めて2,000万人を超え、総人口の10人に1人が80歳以上となった。

日本代表 強豪イングランドに12−34で完敗 ラグビーW杯

ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組の日本代表(世界ランキング14位)は日本時間9月18日、イングランド(同6位)との間で第2戦目が行われた。その結果、前半および後半初めまで健闘したが、後半半ばで引き離されて12−34で敗れ、1勝1敗となった。
日本は序盤は拮抗した展開に持ち込み健闘、前半9ー13で折り返した。後半も一時、1点差に迫る場面もあり、流れを相手に渡さなかった。だが、時間の経過とともに、その後は持久力を伴った体力差とスタミナ切れか、イングランドの動きについて行けず引き離された。日本はこの日トライを決められず、イングランドにボーナスポイントを許す4つのトライを奪われた。前回大会の準優勝の実力は本物だった。

万博建設費2,000億円台に上振れへ 数百億円規模で膨らむ

政府関係者によると、2025年の大阪・関西万博の会場建設費が、資材高や人件費の上昇により現行の1,850億円から数百億円規模で上振れし、2,000億円台に膨らむ見通しとなった。政府などは費用負担を増額する調整に入った。
万博の会場建設費は当初の誘致時点では1,250億円だった。その後、会場デザインの設計変更などで2020年に600億円増額され、1,850億円に修正された経緯がある。建設費は政府、大阪府・市、経済界が3分の1ずつ負担する仕組みとなっている。今回明らかになった上振れ分も既存の負担割合を維持する見通し。