中国とロシアが主導する地域協力組織「上海協力機構(SCO)」は7月4日、オンライン形式で首脳会議を開き、イランの正式加盟を承認した。この結果、SCOは中国、ロシア、中央アジア4カ国、インド、パキスタン、イランの9カ国体制となった。また、SCOの議長国を務めるインドのモディ首相は、ベラルーシが正式加盟に向けた覚書に署名することを明らかにした。
政府 8月にも原発処理水を放出へ IAEA報告書公表受け調整
脱炭素へ万博建設会場で”廃食油”などからつくった燃料活用へ
マイナ保険証 不適切なひも付け293団体 全体の8.6%に
「処理水」海洋放出計画は国際安全基準に合致 IAEAが報告書
USJ 4年ぶりに水掛け合う”びしょ濡れ”イベント復活 マリオとコラボ
三菱ケミカルG 沖縄市と連携し生分解性樹脂使用の紙コップ
三菱ケミカルグループは7月3日、沖縄市と連携し、同社グループの植物由来の生分解性樹脂「BioPBS(TM)」を使用した紙コップを起点とする資源循環型システムの実証実験を行うと発表した。
沖縄市は2023年8月25日より開催される「FIBAバスケットボール ワールドカップ2023」の開催地。大会PRを目的に沖縄市が製作した4万個のオリジナルデザインの紙コップの内側には、耐水性付与のためのBioPBS(TM)が使われている。
使用済みの紙コップは、琉球管理産業が回収・運搬し、共和化工と琉球大学が同大学内の堆肥化施設で牛糞と一緒に堆肥化を行う。堆肥は沖縄市内の緑化活動などに用いる計画で、この取り組みを通して沖縄市における資源循環型システムの実証を行う。
京阪HD 中之島線の大阪メトロ九条駅への延伸検討委立ち上げ
22年度税収71兆円 3年連続最高 物価高で消費税の伸び牽引
東大と三井不 KOIL MOBILITY FIELDで走行中給電の検証実験開始
東大と三井不動産は7月3日、首都圏最大級の屋外ロボット開発拠点、KOIL MOBILITY FIELDで走行中給電用コイルを埋設した走行レーンを民間で初めて新設し、フィールド検証実験を開始したと発表した。これにより、両者は日本初の電気自動車(EV)への走行中ワイヤレス給電の公道での実証実験に近づくことになる。
今回埋設した送電コイルは60秒間充電すると、約6km走行できる試算となっている。将来的に6km走行する間に60秒間の充電が可能なインフラ整備や街づくりを進めることができると、駐車して特定の充電設備を使うことなく、断続的に充電しながらバッテリーの正味消費電力をゼロにでき、小型なバッテリーだけで連続走行が可能となる。