厚生労働省は1月13日、全国約5,000の定点医療機関で1月2〜8日の1週間に報告されたインフルエンザが1医療機関当たり4.73人となり、前週から倍増したと発表した。山形県を除く46都道府県で、流行開始の目安となる1人を超えた。地域別にみると、最も多いのは沖縄県の17.77人で、以下、宮崎県12.37人、佐賀県10.08人と続いている。
第一三共 新型コロナワクチン承認申請 国産2例目
中国 コロナ関連死約6万人と公表 国際社会の批判で
中国の衛生当局は1月14日、新型コロナウイルス対策の「ゼロコロナ」政策を緩和した直後の2022年12月8日から2023年1月12日にかけて、新型コロナウイルスに関連する医療機関での死者数が5万9,938人だったと発表した。死因別ではコロナに起因する呼吸不全が5,503人、基礎疾患とコロナの併発による死亡が5万4,435人。
同当局がこれまで発表していた死者数は1日あたり数人だった。このため、世界保健機関(WHO)や欧米諸国は、実態に即した情報公開を求め批判していた。
ただ、今回公表した約6万人には、病床ベッドがなく医療機関にかかれないまま、在宅で亡くなった人は含まれていない。したがって、同期間に中国メディアなどが伝えた各地の火葬場の状況を考えわせると、約6万人とは別にケタ違いのコロナ感染患者が亡くなっているとみられる。
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PPIH 1/23 タイ7号店「DONKI Thaniya Plaza」開業
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は1月13日、グループのタイ現地法人、DONKI(Thailand)Co.,Ltd.(本社:タイ)が、1月23日に「DON DON DONKI Thanniya Plaza(タニヤプラザ)」を、シーロムの商業施設「Thaniya Plaza」にオープンすると発表した。DON DON DONKIが手掛ける寿司屋「鮮選寿司」のタイ3号店も同時オープンする。
シーロムは昼はオフィス街、夜は繁華街として栄える地域。Thaniya Plaza直結のSala Daeng(サラデーン)駅はバンコク市内でトップクラスの乗降客数を誇る。Thaniya Plazaが位置するタニヤ通りは日本食レストランが多く立ち並び、多くの人が訪れる歓楽街。
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博報堂 インドのMA&TH社の過半株式取得 子会社化
博報堂(本社:東京都港区)は1月12日、インドの独立系ブランドエージェンシーグループ、MA&TH Entertainment Network Private Limited(本社:ムンバイ、以下、MA&TH社)の株式の過半数を取得し、連結子会社化したと発表した。博報堂グループはこれまでニューデリーに拠点を置き活動してきたが、今回ムンバイに拠点を置くMA&TH社をグループメンバーに迎え、同地での対応力を強化し、インド市場の成長を取り込んでいく。
MA&TH社は、インドの映画配給会社やOTT事業社、プロデューサー、映画制作スタジオ、テレビ局、インターナショナルブランドなどのコンテンツ系クライアントを主要クライアントとしている。社員数115名。
22年飲食業倒産20年で最少も「コロナ関連」6割超え
東京商工リサーチのまとめによると、2022年(1〜12月)の飲食業の倒産(負債額1,000万円以上)は、前年比19.4%減の522件にとどまった。これは過去20年間で最少で、500件台は2004年(554件)以来18年ぶり。
ただ、「新型コロナウイルス関連」の倒産は前年比6.3%増の319件だった。そのため全体の61.1%(前年は46.2%)を占めた。コロナ禍の直撃を受けた飲食業界を支えた政府の資金繰り支援策だが、長引くコロナ禍のもとでの営業で、店内飲食需要が完全には戻らず”息切れ”が鮮明になった。
業種別にみると、最多が「酒場ビヤホール(居酒屋)」の120件(前年比21.0%減)で、中食需要を取り込んで好調だった「宅配飲食サービス」は34件(同47.8%増)、「持ち帰り飲食サービス業」は20件(同25.0%増)などの倒産が大幅に増えた。