トヨタ自動車とホンダは2月22日、2023年度春季労使交渉で賃上げと一時金について、労働組合の要求に満額で回答した。トヨタの満額回答は3年連続。初回の労使交渉で表明するのは2年連続となった。
ホンダはベアと定期昇給(定昇)合わせ月1万9,000円の賃上げを求めた労組要求に満額回答した。一時金は前年より0.4カ月多い6.4カ月分の要求に対して満額回答した。大卒新卒の初任給を現行の10%増の25万1,000円にすることも決めた。
トヨタの労組側の要求は、一時金が満額回答だった2022年を0.2カ月分下回る6.7カ月分。賃上げは全組合員平均の要求額は非公表。ただ労組によると、賃上げについては「過去20年で最高水準」としている。
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コロナ後遺症 1年半後も4人に1人に異常残る
国立国際医療研究センターによると、新型コロナウイルス感染症の後遺症について、感染から1年半後の段階でも4人に1人が記憶障害や嗅覚の異常の症状を訴えていることが分かった。同センターは2020年2月から2021年11月までに全国各地の病院を受診した新型コロナウイルス患者を対象に、回復した20代から70代の合わせて502人から聞き取り、分析した。
その結果、何らかの症状がある人は、感染から半年後で32.3%、1年後で30.5%、1年半後で25.8%となった。このうち1年後の症状をみると、記憶障害が1.7%、集中力の低下11.4%、嗅覚の異常10.3%、頭に”もや”がかかったようで思考力が低下する「プレインフォグ」9.1%、抑うつ状態7.5%、味覚障害5.9%などがみられた。
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大阪万博「空飛ぶクルマ」運営5社決定 ANAなど
大阪・関西万博での運航を目指す「空飛ぶクルマ(eVTOL)」の運営事業者に5社が2月21日決まった。ANAホールディングス、日本航空(JAL)、トヨタ自動車出資の米新興企業、ジョビー・アビエーション(所在地:米国・カリフォルニア州)、空飛ぶクルマを開発するスカイドライブ(所在地:愛知県豊田市)、丸紅の5社。
ANAはジョビー・アビエーションと連携、JALはドイツのボロコプターの機体、丸紅は英国のバーティカルエアロスペースの機体でそれぞれ運航する予定。また、万博会場となる大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)の離着陸場運営はオリックスが担う。
万博会場を拠点に国内初の商用飛行を目指し、国土交通省は関連する制度を2023年度末までに定める。