サッカーアジア杯 日本 D組2位で決勝トーナメント進出

サッカーのアジア・カップは1月24日、カタール・ドーハで1次リーグD組の最終戦が行われ、、日本はインドネシアを3−1で下した。この結果、2勝1敗で勝ち点6とし、同組2位で決勝トーナメント進出を決めた。日本は31日の決勝トーナメント1回戦でE組1位と対戦することになった。

大阪の23年インバウンド消費 過去最高の9,210億円

大阪観光局の試算によると、2023年に大阪府を訪れたインバウンド(訪日外国人)客の消費総額は9,210億円に上り過去最高だった。新型コロナウイルス禍前の2019年と比べ11%上回った。訪日客数では2019年比で85%の水準にとどまったが、円安を追い風に高額品などの消費が増えた。地域別動向をみると、欧米の伸びが目立った。

経済界訪中団 李強首相と会談 水産物輸入停止の撤廃提言

中国・北京を4年ぶりに訪問中の日中経済協会や経団連、日本商工会議所など経済界の代表団は1月25日、中国の李強首相と会談した。代表団は中国に対し、東京電力の福島第1原発処理水の海洋放出に伴う日本産水産物のの輸入停止措置の撤廃や、取り締まりを強化した改正反スパイ法の透明性ある運用を求める提言書を提示。米国と中国の対立が世界を分断に導いているとし、関係改善に取り組むよう促した。これに対し中国の李氏は「現在は日中の未来を切り開く重要な時期だ。協力を推進することが重要だ」と述べた。

パナソニック ベトナム工場新棟の本格稼働開始 能力1.8倍

パナソニックエレクトリックワークスは1月23日、ベトナム有限会社(本社所在地:ビンズオン省VSIPⅡ-アネックス工業団地)が、配線器具やブレーカを生産している工場内に建設した新棟を同日より本格稼働を開始すると発表した。新棟の延床面積は1万941㎡。既存建屋1万6,960㎡と合わせ2万7,901㎡となり、約1.6倍へ増床する。
これに併せて既存棟を含めた生産ラインを最適化し、製造から出荷までのリードタイムを短縮している。さらに日本で培った自動化技術の導入を加速させ、2025年までに自動化率を現在の2倍に引き上げていく見込み。これにより、生産能力を2022年の約1.8倍に強化していくことで、市場への対応力強化を図る。

東北・上越・北陸新幹線 24日始発から通常運転開始

JR東日本は1月24日、前日午前に発生した、架線トラブルの影響で一部区間で終日運休した東北・上越・北陸新幹線について、始発から通常通り運転を開始した。
同社によると、1月23日午前9時58分ごろ、東北・上越・北陸新幹線の一部区間で停電が発生し、運転を見合わせた。その際、運転再開の見通しは立っていないとし、復旧まで「相当な時間がかかる」と悲観的な見通しを示していた。

紫式部「源氏物語」の世界描いた日本画 嵯峨嵐山文華館

紫式部が主人公・光源氏を軸に平安貴族社会で繰り広げる恋の遍歴ストーリー、古典の名作「源氏物語」の場面を描いた日本画を紹介する展示会が、京都市右京区の嵯峨嵐山文華館で開かれている。これは、源氏物語をテーマに描かれ屏風や掛け軸などを紹介する展示会で、会場には鎌倉時代から昭和に描かれた33点の作品が紹介されている。展示会は4月7日まで。
このうち江戸時代初期に狩野山楽が描いた「源氏物語押絵帖屏風」は、光源氏の半生が12の場面で描かれている。また、江戸時代後期に活躍した狩野玉円永信の掛け軸「源氏五十四帖図」は、人物を敢えて描かず、象徴となる風景やものだけで場面を表現していて、扇子の上に置かれた夕顔の花や複数の牛車などが物語を連想させる。

23年貿易収支9兆2,914億円の赤字 輸出額は過去最高

財務省が1月24日発表した貿易統計によると、2023年の貿易収支は9兆2,914億円の赤字だった。赤字となるのは3年連続だが、赤字額は過去最大だった2022年の20兆余から54.3%減となり半減した。資源高が一服したことで輸入額が減ったことが主な要因。
輸出額は2022年に比べ2.8%増加し100兆8,866億円で過去最高となった。半導体不足の解消で自動車の輸出額が17兆2,652億円と32.7%伸びた。一方、輸入額は同7.0%減少し、110兆1,779億円だった。

水戸 偕楽園の梅 ”八重寒紅”など早咲き品種咲き始める

梅の名所として知られる茨城県水戸市の偕楽園で早咲きの品種が咲き始めた。”八重寒紅”などが可憐な花をつけている。今冬一番と目される寒波の襲来で、日本列島は凍える寒さに見舞われているが、季節は着実に前へ進んでいることをうかがわせる。
偕楽園におよそ100品種、3,000本の梅の木が植えられている。多くの品種が開花し始める2月10日からは恒例の「水戸の梅まつり」が開かれる予定。偕楽園は金沢市の兼六園、岡山市の後楽園とともに日本三大名園の一つ。

みずほ銀行 フィリピンのBPIと業務協力協定を再締結

みずほ銀行は1月23日、フィリピンの大手銀行バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズ(以下、BPI)との間で業務協力協定を締結したと発表した。同協定は2012年にみずほ銀行がBPIとの間で提携した業務協力協定の内容を拡充し、再締結したもの。
両行は地場通貨サービス、地場パートナー・地場販売先の紹介、現地債権市場育成にかかる相互協力などで連携してきたが、今回これらに加えM&A、アセットマネジメント、人材交流、ESGといったテーマを協力分野に追加することで「、より複雑化・多様化する取引先のニーズに対応していく。「