自民党の小林鷹之前経済安全保障相が8月19日、国会内で記者会見し、9月の党総裁選に出馬すると正式表明した。「自民党は生まれ変わる」「世界をリードする国へ」をスローガンに掲げ、党の刷新を訴えた。また、国民の暮らしを豊かにする「経済」と、国民を守る「安全保障」の重要性を訴えた。このほか、憲法改正については「早期の発議へ向けて最大限の熱量で取り組む」と述べた。
小林氏は49歳で旧二階派だが、脱派閥を掲げ、「旧派閥には一切支援は求めない」と明言した。今回の総参選で記者会見を開き出馬を表明したのは小林氏が初めて。
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奥村組 木造ハイブリッド構造の自社寮に「CELBIC」採用
奥村組(本社:大阪市阿倍野区)は8月19日、CELBIC研究会(ゼネコン13社の共同研究会)で開発した環境配慮型BFコンクリート「CELBIC(セルビック)」を、現在進めている自社寮(所在地:埼玉県川口市、部屋数:60室)の基礎・地中梁に採用したと発表した。これにより、躯体工事におけるCO2排出量を削減する。
セルビックはコンクリート材料として普通ポルトランドセメントの一部を「高炉スラグ微粉末」で代替することにより、セメントの製造過程におけるCO2排出量を削減するコンクリートで、建物の部位により使用率を10〜70%範囲で使い分けることができる。今回は普通ポルトランドセメントを用いた場合と比べ約63%CO2排出量(約45トン)を削減することができるという。