25年大阪・関西万博で、大学生がボランティアなどとして積極的に関わることができるよう実施主体の博覧会協会と、大阪府内の40大学でつくる団体「大学コンソーシアム大阪」が8月23日、連携協定を結んだ。
両者は万博に関連するイベントについて情報発信し、学生がボランティアやアルバイトとして積極的に参加するよう呼び掛ける。また、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が学園祭に参加して機運を高めるなど相互に連携を進めていくとしている。このほか、大学コンソシアム大阪はボランティアとしての参加を、大学に単位として認定してもらうことも検討しており、今後政府や各大学と調整していくことにしている。
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クレハ 700億円投じフッ化ビニリデン樹脂の生産設備増強
クレハ(本社:東京都中央区)は8月22日、総額700億円を投じ、いわき事業所(所在地」:福島県いわき市)でフッ化ビニリデン樹脂(以下、PVDF)の生産設備を増強すると発表した。
PVDFはリチウムイオン二次電池(以下、LiB)用バインダーおよび一般産業用エンジニアリング・プラスチックとして使用されているが、近年は各国の環境保護意識の高まりなどにより、車載用LiB向け需要の拡大が続いている。
新規生産施設は2026年3月に完工予定。増強規模は年産8,000トン。同社グループは現在、いわき事業所(年産6,000トン)と中国子会社(年産5,000トン)の生産設備を保有しており、供給増要請に応え増強後は1万9,000トンに拡大する。