子育て世帯 22年に初の1,000万世帯割れ 前年から82万世帯減少

厚生労働省の2022年の国民生活基礎調査によると、18歳未満の子どもがいる、いわゆる子育て世帯が991万7,000世帯にとどまり、前年から82万世帯減少した。この結果、1986年の調査開始以来、初めて1,000万世帯を割り込んだ。
全世帯のうち子どものいる世帯の割合も18.3%と初めて2割を切った。逆に65歳以上の高齢者がいる世帯数は増加の一途をたどっている。

7月消費者物価指数3.1%上昇 3%超え11カ月続く

総務省が発表した7月の全国の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた指数が105.4となり、前年同月より3.1%上昇した。上昇幅は前月から0.2ポイント下がり2カ月ぶりに縮小したものの、これで3%以上の物価上昇率が11カ月続いている。
生鮮食品を除く食料は9.2%上昇し、48年ぶりの上げ幅となっている。主なものをみると、鶏卵が36.2%、炭酸飲料16.4%、ハンバーガー14.0%など。このほか、トイレットペーパーが14.8%、通信料が10.2%、宿泊料が15.1%それぞれ上がっている。

中国・恒大集団が米NYで破産法適用申請 負債総額48兆円

中国の大手不動産開発会社、中国恒大集団は8月17日、米国・ニューヨーク連邦破産裁判所に、米連邦破産法15条の適用を申請した。
恒大が7月に発表した2022年末時点の負債総額は2兆4,374億元(約48兆円)に上り、債務超過に陥っている。また、恒大が2022年末時点で抱える訴訟案件は計1,519件で、金額にして3,953億元(約7兆9,000億円)に上る。

7月首都圏マンション平均価格55.8%高の9,940万円 過去最高

不動産経済研究所(本社:東京都新宿区)のまとめによると、7月の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)の新築マンションの1戸あたりの平均価格は、前年同月比55.8%高の9,940万円となり、7月単月としては過去最高だった。このうち東京23区は同84.8%高の1億3,340万円。23区で売り出された物件の約半数が1億円を超え、全体価格を引き上げた。
首都圏の発売戸数は同14.2%増の2,591戸で、9カ月ぶりにプラスに転じた。地域別にみると、東京23区が同49.3%増の1,542件と全体をけん引した。初月の契約率は74.8%と好・不調の目安である70%を2カ月ぶりに上回った。23区はは同21.2%上昇し81.5%と高水準だった。

阪急電鉄 新大阪ー関西空港の直通運行を検討 31年連絡線開業で

阪急電鉄は8月17日、「なにわ筋線」が2031年に開業するのに合わせ、新大阪と関西国際空港を直接結ぶ列車の運行を検討していることを明らかにした。同社は新大阪と十三をつなぐ「新大阪連絡線(仮称)」、十三と大阪をつなぐ「なにわ筋連絡線(同)」の2つの連絡線について、2031年の開業を目指している。これにより、南海電鉄とJR西日本の路線の双方、またはいずれかに乗り入れたい考え。

凸版印刷 水素エネルギー市場へ独自方式で電極部材の生産参入

凸版印刷(本社:東京都文京区)は8月17日、水素エネルギー市場への参入に向けて、世界初となる独自の製造方式による、触媒層付き電解質膜(CCM)/膜電極接合体(MEA)の生産設備を高知工場(所在地:高知県南国市)へ導入したと発表した。これにより、高性能、高品質なCCM/MEAの量産が可能となり、8月より販売開始する。
CCM/MEAは、水素を製造する水電解装置、水素の貯蔵や運搬に関する電解槽、そして水素を利用する燃料電池において中核となる重要な部材で、水素社会の実現には不可欠なエネルギー変換デバイス。同社は今後、同事業の成長とともにCCM/MEA設備の増強を図り、2028年に同事業で年間売上高100億円を目指す。

協会けんぽ 40万人がマイナンバーに保険情報ひも付かず

全国健康保険協会(協会けんぽ)は8月16日、加入者の1%にあたる約40万人について、マイナンバーと公的医療保険情報のひも付けができていないことを明らかにした。これは、加入者が協会けんぽにマイナンバーを通知していないことが主な理由。
このため、マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」で医療機関を受診できないという。協会けんぽでは、事業主を通じてマイナンバーを提出するよう呼び掛けても応じないケースがあるという。協会けんぽは国内最大の健康保険事業者で、中小企業の社員や家族らが加入している。

7月訪日外客232万人 19年同月比8割弱に回復 韓国が62万人

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、7月の訪日外客数はピークだった2019年7月の77.6%の232万600万人となり、200万人を突破した6月(207万3,300人)から約12%増と大幅に増加した。
主要国の動向をみると、最多の韓国が2019年7月と比べ11.6%増の62万6,800人、台湾が同8.0%減の42万2,300人、香港が同0.2%減の21万6,400人、米国が同26.7%増の19万8,800人と続いている。なお、団体ツアー客の解禁により9月以降、訪日客の増加が見込まれる中国は同70.2%減の31万3,300人にとどま

7月は2カ月ぶり貿易赤字 赤字幅は前年比94.5%縮小

財務省が8月17日発表した7月の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は787億円の赤字だった。6月に貿易収支は23カ月ぶりに黒字となったが、7月は再び赤字に転落した。赤字幅は前年同月に比べて94.5%縮小した。資源価格の高騰が落ち着いて、輸入額が減少した。
輸出額は前年同月比0.3%減の8兆7,249億円、輸入額は同13,5%減の8兆8,036億円だった。

古都の夜空焦がす「大」文字 京都で「五山送り火」

京都市街地を囲む山々で8月16日、お盆に迎えた先祖の霊を送り出し、無病息災を祈る伝統行事「五山送り火」が行われた。
まず予定通り午後8時に、東山の如意ヶ嶽で一画がおよそ最長160mの「大」の文字が浮かび上がった。続いて5分おきに「妙法」、「船形」、「左大文字」、「鳥居形」に点火され、古都の夜空を焦がした。見物客らは市内各所で最寄りの送り火を見守った。警察によると、今年は昨年より4,900人多い、およそ2万5,600人が訪れた。