2021年2月のクーデターで全権を掌握したミャンマー国軍のミンアウンフライン総司令官は1月7日、すべての少数民族武装勢力との一方的な停戦宣言を2022年末まで延長することを明らかにした。東南アジア諸国連合(ASEAN)の2022年の議長国、カンボジアのフン・セン首相と同日、首都ネピドーで会談し、表明した。
国軍はこれまでも少数民族武装勢力に対する停戦を繰り返し宣言しており、直近では2月末を期限としていた。ただ、停戦期間中も国軍と少数民族の衝突は各地で発生しており、実効性は乏しい。
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世界のコロナ累計感染者3億人突破 オミクロン株拡大が拍車
米ジョンズ・ホプキンス大のまとめによると、世界の新型コロナウイルスの累計感染者数が日本時間1月7日正午前に3億人を突破した。
累計1億人を超えた2021年1月下旬まで1年超、デルタ株が広がり2億人を突破したのは同年8月上旬でさらに約半年かかっているが、その後約5カ月で3億人に達した。感染力が強いとされる変異株、オミクロン株の拡大が感染者数の増加に拍車をかけている。この結果、世界の人口の約3.8%が感染した計算となる。死者数は累計で547万人を超えた。
累計感染者数を国別でみると、世界最多は米国の5,844万人と全体の約2割を占めている。以下、インド3,510万人、ブラジル2,232万人、英国1,410万人と続いている。